実践演習 · 関係法令

実践演習・関係法令 第10問

年次有給休暇に関する次の記述のうち、労働基準法上、正しいものはどれか。

問題

年次有給休暇に関する次の記述のうち、労働基準法上、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 年次有給休暇は、労働者の請求があっても使用者が常に拒否できる。
  2. (2) 年次有給休暇の権利は、労働者が出勤率等の要件を満たした場合に発生する。
  3. (3) 年次有給休暇は、試用期間中の労働者には一切発生しない。
  4. (4) 年次有給休暇を取得した日は、欠勤として取り扱わなければならない。
  5. (5) 年次有給休暇の賃金は、常に無給でよい。

正答

正答は (2) です。

解説

正答は2。年次有給休暇の権利は、一定の出勤率等の要件を満たすことで発生すると定められており、(2)の記述は正しい。(1)使用者には時季変更権があるが拒否の絶対権はない、(3)試用期間中でも要件を満たせば発生、(4)有給扱いとなる、(5)所定労働日の賃金等の支払いが必要。

正解の理由

(2)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 年次有給休暇の権利は、一定の出勤率等の要件を満たすことで発生すると定められており、(2)の記述は正しい。

(2) 年次有給休暇の権利は、労働者が出勤率等の要件を満たした場合に発生する。

他の選択肢

  • (1) 年次有給休暇は、労働者の請求があっても使用者が常に拒否できる。

    (1)「年次有給休暇は、労働者の請求があっても使用者が常に拒否できる。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「年次有給休暇の権利は、労働者が出勤率等の要件を満たした場合に発生する。」です。問題文の条件(年次有給休暇に関する次の記述のうち、労働基準法上、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (3) 年次有給休暇は、試用期間中の労働者には一切発生しない。

    (3)「年次有給休暇は、試用期間中の労働者には一切発生しない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「年次有給休暇の権利は、労働者が出勤率等の要件を満たした場合に発生する。」です。問題文の条件(年次有給休暇に関する次の記述のうち、労働基準法上、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (4) 年次有給休暇を取得した日は、欠勤として取り扱わなければならない。

    (4)「年次有給休暇を取得した日は、欠勤として取り扱わなければならない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「年次有給休暇の権利は、労働者が出勤率等の要件を満たした場合に発生する。」です。問題文の条件(年次有給休暇に関する次の記述のうち、労働基準法上、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (5) 年次有給休暇の賃金は、常に無給でよい。

    (5)「年次有給休暇の賃金は、常に無給でよい。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「年次有給休暇の権利は、労働者が出勤率等の要件を満たした場合に発生する。」です。問題文の条件(年次有給休暇に関する次の記述のうち、労働基準法上、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

学習のヒント

労働安全衛生法・労働基準法などは、数字(人数・日数・年齢)と義務の主体をセットで整理すると得点しやすくなります。関連用語は用語解説で押さえ、同年・前後の過去問で選任・報告・届出の区別を確認してください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。