実践演習・関係法令 第26問
労働基準法上の就業規則に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題
労働基準法上の就業規則に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 常時10人以上の労働者を使用する使用者は、原則として就業規則を作成し届け出る必要がある。
- (2) 就業規則には、労働時間に関する事項を記載してはならない。
- (3) 就業規則は、作成後も労働者に周知してはならない。
- (4) 就業規則は、使用者の机の中に保管すれば周知したものとみなされる。
- (5) 就業規則は、労働者が全員同意しなければ一切作成できない。
正答
正答は (1) です。
解説
正答は1。常時10人以上の労働者を使用する使用者は就業規則を作成し所轄労働基準監督署長に届け出る必要があると定められており、(1)の記述は正しい。(3)作成後は周知義務あり、(4)見やすい場所への掲示等が必要、(5)作成・届出は使用者の義務で全員同意は不要。
正解の理由
(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 常時10人以上の労働者を使用する使用者は就業規則を作成し所轄労働基準監督署長に届け出る必要があると定められており、(1)の記述は正しい。
(1) 常時10人以上の労働者を使用する使用者は、原則として就業規則を作成し届け出る必要がある。
他の選択肢
(2) 就業規則には、労働時間に関する事項を記載してはならない。
解説では「常時10人以上の労働者を使用する使用者は就業規則を作成し所轄労働基準監督署長に届け出る必要があると定められており、(1)の記述は正しい。」とある一方、(2)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。常時10人以上の労働者を使用する使用者は就業規則を作成し所轄労働基準監督署長に届け出る必要があると定められており、(1)の記述は正しい。(3)作成後は周知義務あり、(4)見やすい場所への掲示等が必要、(5)作成・届出は使用者の義務で全員同意は不要。 正答(1)との違いを確認し直してください。
(3) 就業規則は、作成後も労働者に周知してはならない。
(3)「就業規則は、作成後も労働者に周知してはならない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「常時10人以上の労働者を使用する使用者は、原則として就業規則を作成し届け出る必要がある。」です。問題文の条件(労働基準法上の就業規則に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(4) 就業規則は、使用者の机の中に保管すれば周知したものとみなされる。
(4)「就業規則は、使用者の机の中に保管すれば周知したものとみなされる。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「常時10人以上の労働者を使用する使用者は、原則として就業規則を作成し届け出る必要がある。」です。問題文の条件(労働基準法上の就業規則に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(5) 就業規則は、労働者が全員同意しなければ一切作成できない。
(5)「就業規則は、労働者が全員同意しなければ一切作成できない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「常時10人以上の労働者を使用する使用者は、原則として就業規則を作成し届け出る必要がある。」です。問題文の条件(労働基準法上の就業規則に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
学習のヒント
労働安全衛生法・労働基準法などは、数字(人数・日数・年齢)と義務の主体をセットで整理すると得点しやすくなります。関連用語は用語解説で押さえ、同年・前後の過去問で選任・報告・届出の区別を確認してください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。