実践演習・関係法令 第29問
労働安全衛生法における事業者の責務に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題
労働安全衛生法における事業者の責務に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 事業者は、労働者の安全と健康を確保するようにしなければならない。
- (2) 事業者は、安全衛生に関する措置を労働者任せにすれば足りる。
- (3) 事業者は、労働災害防止措置を講じてはならない。
- (4) 事業者は、快適な職場環境の形成に努める必要はない。
- (5) 事業者は、健康診断を実施した場合、その結果をすべて公開掲示しなければならない。
正答
正答は (1) です。
解説
正答は1。事業者は労働者の安全と健康を確保する責務を負っており、(1)の記述は正しい。(2)〜(5)はいずれも事業者の責務を否定する誤った内容である。
正解の理由
(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 事業者は労働者の安全と健康を確保する責務を負っており、(1)の記述は正しい。
(1) 事業者は、労働者の安全と健康を確保するようにしなければならない。
他の選択肢
(2) 事業者は、安全衛生に関する措置を労働者任せにすれば足りる。
(2)の内容は、正答(1)「事業者は、労働者の安全と健康を確保するようにしなければならない。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。事業者は労働者の安全と健康を確保する責務を負っており、(1)の記述は正しい。(2)〜(5)はいずれも事業者の責務を否定する誤った内容である。 正答(1)との違いを確認し直してください。
(3) 事業者は、労働災害防止措置を講じてはならない。
解説では「(2)〜(5)はいずれも事業者の責務を否定する誤った内容である。」とある一方、(3)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。事業者は労働者の安全と健康を確保する責務を負っており、(1)の記述は正しい。(2)〜(5)はいずれも事業者の責務を否定する誤った内容である。 正答(1)との違いを確認し直してください。
(4) 事業者は、快適な職場環境の形成に努める必要はない。
解説では「(2)〜(5)はいずれも事業者の責務を否定する誤った内容である。」とある一方、(4)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。事業者は労働者の安全と健康を確保する責務を負っており、(1)の記述は正しい。(2)〜(5)はいずれも事業者の責務を否定する誤った内容である。 正答(1)との違いを確認し直してください。
(5) 事業者は、健康診断を実施した場合、その結果をすべて公開掲示しなければならない。
この肢は「事業者は、健康診断を実施した場合、その結果をすべて公開掲示しなければならない。」と述べていますが、関係法令の基準では正しい記述ではありません。
正答(1)「事業者は、労働者の安全と健康を確保するようにしなければならない。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「事業者は、健康診断を実施した場合、その結果をすべて公開掲示しなければならない。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。
学習のヒント
労働安全衛生法・労働基準法などは、数字(人数・日数・年齢)と義務の主体をセットで整理すると得点しやすくなります。関連用語は用語解説で押さえ、同年・前後の過去問で選任・報告・届出の区別を確認してください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。