実践演習・関係法令 第31問
衛生管理者の選任人数に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
問題
衛生管理者の選任人数に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 常時200人の労働者を使用する事業場では、衛生管理者を2人以上選任しなければならない。
- (2) 常時1,000人を超え2,000人以下の労働者を使用する事業場では、衛生管理者を4人以上選任しなければならない。
- (3) 労働者数にかかわらず、衛生管理者は常に1人でよい。
- (4) 常時3,000人を超える労働者を使用する事業場では、衛生管理者を10人以上選任しなければならない。
- (5) 常時500人を超え1,000人以下の労働者を使用する事業場では、衛生管理者を1人以上選任すればよい。
正答
正答は (2) です。
解説
正答は2。常時1,000人超2,000人以下の事業場では衛生管理者を4人以上選任しなければならないと定められており、(2)の記述は正しい。(1)200人では2人以上の規定はなく1人以上、(3)規模に応じた人数の選任が必要、(4)3,000人超では6人以上が正しい、(5)500人超1,000人以下は3人以上が必要。
正解の理由
(2)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 常時1,000人超2,000人以下の事業場では衛生管理者を4人以上選任しなければならないと定められており、(2)の記述は正しい。
(2) 常時1,000人を超え2,000人以下の労働者を使用する事業場では、衛生管理者を4人以上選任しなければならない。
他の選択肢
(1) 常時200人の労働者を使用する事業場では、衛生管理者を2人以上選任しなければならない。
(1)200人では2人以上の規定はなく1人以上 選択肢(1)「常時200人の労働者を使用する事業場では、衛生管理者を2人以上選任しなければならない。」は本問の正答(2)とは異なるため不適です。
(3) 労働者数にかかわらず、衛生管理者は常に1人でよい。
(3)「労働者数にかかわらず、衛生管理者は常に1人でよい。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「常時1,000人を超え2,000人以下の労働者を使用する事業場では、衛生管理者を4人以上選任しなければならない。」です。問題文の条件(衛生管理者の選任人数に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(4) 常時3,000人を超える労働者を使用する事業場では、衛生管理者を10人以上選任しなければならない。
(4)「常時3,000人を超える労働者を使用する事業場では、衛生管理者を10人以上選任しなければならない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「常時1,000人を超え2,000人以下の労働者を使用する事業場では、衛生管理者を4人以上選任しなければならない。」です。問題文の条件(衛生管理者の選任人数に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(5) 常時500人を超え1,000人以下の労働者を使用する事業場では、衛生管理者を1人以上選任すればよい。
(5)500人超1,000人以下は3人以上が必要 選択肢(5)「常時500人を超え1,000人以下の労働者を使用する事業場では、衛生管理者を1人以上選任すればよい。」は本問の正答(2)とは異なるため不適です。
学習のヒント
労働安全衛生法・労働基準法などは、数字(人数・日数・年齢)と義務の主体をセットで整理すると得点しやすくなります。関連用語は用語解説で押さえ、同年・前後の過去問で選任・報告・届出の区別を確認してください。 選任人数・専任・報告書の提出先は混同しやすいので、用語解説の表と関連過去問で区別してください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。