実践演習・関係法令 第32問
産業医の専属要件に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
問題
産業医の専属要件に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 常時500人以上の労働者を使用する事業場では、産業医を専属にしなければならない。
- (2) 常時1,000人以上の労働者を使用する事業場では、産業医を専属にしなければならない。
- (3) 事業場の規模にかかわらず、産業医は非専属でよい。
- (4) 常時300人以上の労働者を使用する事業場では、産業医を2人以上選任しなければならない。
- (5) 常時100人以上の労働者を使用する事業場では、産業医を専属にしなければならない。
正答
正答は (2) です。
解説
正答は2。常時1,000人以上の労働者を使用する事業場、または一定の有害業務に常時500人以上を従事させる事業場では、産業医を専属にしなければならないと定められており、(2)の記述は正しい。(1)500人以上のみでは専属義務は生じない場合がある、(5)100人では専属義務はない。
正解の理由
(2)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 常時1,000人以上の労働者を使用する事業場、または一定の有害業務に常時500人以上を従事させる事業場では、産業医を専属にしなければならないと定められており、(2)の記述は正しい。
(2) 常時1,000人以上の労働者を使用する事業場では、産業医を専属にしなければならない。
他の選択肢
(1) 常時500人以上の労働者を使用する事業場では、産業医を専属にしなければならない。
(1)「常時500人以上の労働者を使用する事業場では、産業医を専属にしなければならない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「常時1,000人以上の労働者を使用する事業場では、産業医を専属にしなければならない。」です。問題文の条件(産業医の専属要件に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(3) 事業場の規模にかかわらず、産業医は非専属でよい。
(3)の内容は、正答(2)「常時1,000人以上の労働者を使用する事業場では、産業医を専属にしなければならない。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は2。常時1,000人以上の労働者を使用する事業場、または一定の有害業務に常時500人以上を従事させる事業場では、産業医を専属にしなければならないと定められており、(2)の記述は正しい。(1)500人以上のみでは専属義務は生じない場合がある、(5)100人では専属義務はない。 正答(2)との違いを確認し直してください。
(4) 常時300人以上の労働者を使用する事業場では、産業医を2人以上選任しなければならない。
解説では「(1)500人以上のみでは専属義務は生じない場合がある、(5)100人では専属義務はない。」とある一方、(4)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は2。常時1,000人以上の労働者を使用する事業場、または一定の有害業務に常時500人以上を従事させる事業場では、産業医を専属にしなければならないと定められており、(2)の記述は正しい。(1)500人以上のみでは専属義務は生じない場合がある、(5)100人では専属義務はない。 正答(2)との違いを確認し直してください。
(5) 常時100人以上の労働者を使用する事業場では、産業医を専属にしなければならない。
(5)「常時100人以上の労働者を使用する事業場では、産業医を専属にしなければならない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「常時1,000人以上の労働者を使用する事業場では、産業医を専属にしなければならない。」です。問題文の条件(産業医の専属要件に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
学習のヒント
労働安全衛生法・労働基準法などは、数字(人数・日数・年齢)と義務の主体をセットで整理すると得点しやすくなります。関連用語は用語解説で押さえ、同年・前後の過去問で選任・報告・届出の区別を確認してください。 産業医の選任期限・業務・衛生管理者との別義務を、条文の趣旨と数字でセット復習してください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。