実践演習 · 関係法令

実践演習・関係法令 第33問

定期健康診断の実施頻度に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。

問題

定期健康診断の実施頻度に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 定期健康診断は、すべての労働者に対して3か月以内ごとに1回実施しなければならない。
  2. (2) 定期健康診断は、常時使用する労働者に対し、1年以内ごとに1回、定期に実施しなければならない。
  3. (3) 深夜業を含む業務に従事する労働者の特定業務従事者健康診断は、2年以内ごとに1回でよい。
  4. (4) 定期健康診断は、産業医が不要と判断した場合は省略できる。
  5. (5) 定期健康診断は、労働者が希望した場合にだけ実施すればよい。

正答

正答は (2) です。

解説

正答は2。定期健康診断は常時使用する労働者に対し1年以内ごとに1回、定期に実施しなければならないと定められており、(2)の記述は正しい。(1)3か月は誤りで1年以内ごとが正しい、(3)特定業務従事者健康診断は6か月以内ごとに1回が必要、(4)省略規定はない、(5)希望有無にかかわらず実施義務がある。

正解の理由

(2)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 定期健康診断は常時使用する労働者に対し1年以内ごとに1回、定期に実施しなければならないと定められており、(2)の記述は正しい。

(2) 定期健康診断は、常時使用する労働者に対し、1年以内ごとに1回、定期に実施しなければならない。

他の選択肢

  • (1) 定期健康診断は、すべての労働者に対して3か月以内ごとに1回実施しなければならない。

    この肢は「定期健康診断は、すべての労働者に対して3か月以内ごとに1回実施しなければならない。」と述べていますが、関係法令の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2)「定期健康診断は、常時使用する労働者に対し、1年以内ごとに1回、定期に実施しなければならない。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「定期健康診断は、すべての労働者に対して3か月以内ごとに1回実施しなければならな…」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (3) 深夜業を含む業務に従事する労働者の特定業務従事者健康診断は、2年以内ごとに1回でよい。

    (3)特定業務従事者健康診断は6か月以内ごとに1回が必要 選択肢(3)「深夜業を含む業務に従事する労働者の特定業務従事者健康診断は、2年以内ごとに1回でよい。」は本問の正答(2)とは異なるため不適です。

  • (4) 定期健康診断は、産業医が不要と判断した場合は省略できる。

    (4)「定期健康診断は、産業医が不要と判断した場合は省略できる。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「定期健康診断は、常時使用する労働者に対し、1年以内ごとに1回、定期に実施しなければならない。」です。問題文の条件(定期健康診断の実施頻度に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (5) 定期健康診断は、労働者が希望した場合にだけ実施すればよい。

    (5)「定期健康診断は、労働者が希望した場合にだけ実施すればよい。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「定期健康診断は、常時使用する労働者に対し、1年以内ごとに1回、定期に実施しなければならない。」です。問題文の条件(定期健康診断の実施頻度に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

学習のヒント

労働安全衛生法・労働基準法などは、数字(人数・日数・年齢)と義務の主体をセットで整理すると得点しやすくなります。関連用語は用語解説で押さえ、同年・前後の過去問で選任・報告・届出の区別を確認してください。 実施時期・対象者・項目・事後措置は頻出なので、時系列のチェックリストで復習してください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。