実践演習・関係法令 第35問
面接指導(過重労働対策)に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
問題
面接指導(過重労働対策)に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 面接指導の対象となる時間外・休日労働の時間数は、1か月当たり40時間を超えた場合である。
- (2) 面接指導の対象となるのは、時間外・休日労働が1か月当たり80時間を超え、疲労の蓄積が認められ、本人から申出があった者である。
- (3) 面接指導の結果の記録保存期間は、1年間である。
- (4) 面接指導後の医師の意見聴取は、事業者の任意で実施すればよい。
- (5) 面接指導を実施する医師は、当該事業場の産業医に限られる。
正答
正答は (2) です。
解説
正答は2。面接指導の対象は、時間外・休日労働が1か月当たり80時間を超え、かつ疲労の蓄積が認められる労働者から申出があった場合であり、(2)の記述は正しい。(1)40時間ではなく80時間超が基準、(3)記録は5年間保存が必要、(4)医師の意見聴取は義務、(5)産業医以外の医師も実施できる。
正解の理由
(2)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 面接指導の対象は、時間外・休日労働が1か月当たり80時間を超え、かつ疲労の蓄積が認められる労働者から申出があった場合であり、(2)の記述は正しい。
(2) 面接指導の対象となるのは、時間外・休日労働が1か月当たり80時間を超え、疲労の蓄積が認められ、本人から申出があった者である。
他の選択肢
(1) 面接指導の対象となる時間外・休日労働の時間数は、1か月当たり40時間を超えた場合である。
(1)40時間ではなく80時間超が基準 選択肢(1)「面接指導の対象となる時間外・休日労働の時間数は、1か月当たり40時間を超えた場合である。」は本問の正答(2)とは異なるため不適です。
(3) 面接指導の結果の記録保存期間は、1年間である。
(3)「面接指導の結果の記録保存期間は、1年間である。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「面接指導の対象となるのは、時間外・休日労働が1か月当たり80時間を超え、疲労の蓄積が認められ、本人から申出があった者である。」です。問題文の条件(面接指導(過重労働対策)に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(4) 面接指導後の医師の意見聴取は、事業者の任意で実施すればよい。
(4)「面接指導後の医師の意見聴取は、事業者の任意で実施すればよい。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「面接指導の対象となるのは、時間外・休日労働が1か月当たり80時間を超え、疲労の蓄積が認められ、本人から申出があった者である。」です。問題文の条件(面接指導(過重労働対策)に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(5) 面接指導を実施する医師は、当該事業場の産業医に限られる。
(5)「面接指導を実施する医師は、当該事業場の産業医に限られる。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「面接指導の対象となるのは、時間外・休日労働が1か月当たり80時間を超え、疲労の蓄積が認められ、本人から申出があった者である。」です。問題文の条件(面接指導(過重労働対策)に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
学習のヒント
労働安全衛生法・労働基準法などは、数字(人数・日数・年齢)と義務の主体をセットで整理すると得点しやすくなります。関連用語は用語解説で押さえ、同年・前後の過去問で選任・報告・届出の区別を確認してください。 産業医の選任期限・業務・衛生管理者との別義務を、条文の趣旨と数字でセット復習してください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。