実践演習・関係法令 第50問
事業者及び労働者の義務に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
問題
事業者及び労働者の義務に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
選択肢
- (1) 労働者は、事業者が講ずる労働災害防止のための措置に協力するよう努める義務がある。
- (2) 事業者の安全衛生措置に対して、労働者は一切協力する必要がない。
- (3) 労働者は、産業医を選任する義務を負う。
- (4) 事業者は、衛生委員会を省略して安全衛生管理を行うことができる場合がある。
- (5) 労働者が法令違反の是正に協力したことを理由とした不利益取扱いは、問題とならない。
正答
正答は (1) です。
解説
正答は1。労働者は事業者が講ずる労働災害防止のための措置に協力するよう努める義務があると労働安全衛生法に定められており、(1)の記述は適切。(3)産業医の選任は事業者の義務、(5)不利益取扱いは法令上禁止されている。
正解の理由
(1)の記述は適切 労働者は事業者が講ずる労働災害防止のための措置に協力するよう努める義務があると労働安全衛生法に定められており、(1)の記述は適切。
(1) 労働者は、事業者が講ずる労働災害防止のための措置に協力するよう努める義務がある。
他の選択肢
(2) 事業者の安全衛生措置に対して、労働者は一切協力する必要がない。
解説では「労働者は事業者が講ずる労働災害防止のための措置に協力するよう努める義務があると労働安全衛生法に定められており、(1)の記述は適切。」とある一方、(2)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。労働者は事業者が講ずる労働災害防止のための措置に協力するよう努める義務があると労働安全衛生法に定められており、(1)の記述は適切。(3)産業医の選任は事業者の義務、(5)不利益取扱いは法令上禁止されている。 正答(1)との違いを確認し直してください。
(3) 労働者は、産業医を選任する義務を負う。
(3)「労働者は、産業医を選任する義務を負う。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「労働者は、事業者が講ずる労働災害防止のための措置に協力するよう努める義務がある。」です。問題文の条件(事業者及び労働者の義務に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(4) 事業者は、衛生委員会を省略して安全衛生管理を行うことができる場合がある。
(4)の内容は、正答(1)「労働者は、事業者が講ずる労働災害防止のための措置に協力するよう努める義務がある。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。労働者は事業者が講ずる労働災害防止のための措置に協力するよう努める義務があると労働安全衛生法に定められており、(1)の記述は適切。(3)産業医の選任は事業者の義務、(5)不利益取扱いは法令上禁止されている。 正答(1)との違いを確認し直してください。
(5) 労働者が法令違反の是正に協力したことを理由とした不利益取扱いは、問題とならない。
(5)「労働者が法令違反の是正に協力したことを理由とした不利益取扱いは、問題とならない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「労働者は、事業者が講ずる労働災害防止のための措置に協力するよう努める義務がある。」です。問題文の条件(事業者及び労働者の義務に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
学習のヒント
労働安全衛生法・労働基準法などは、数字(人数・日数・年齢)と義務の主体をセットで整理すると得点しやすくなります。関連用語は用語解説で押さえ、同年・前後の過去問で選任・報告・届出の区別を確認してください。 産業医の選任期限・業務・衛生管理者との別義務を、条文の趣旨と数字でセット復習してください。