実践演習 · 関係法令

実践演習・関係法令 第53問

健康診断結果に基づく就業上の措置に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。

問題

健康診断結果に基づく就業上の措置に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 事業者は、健康診断の結果、異常所見があると診断された労働者について、医師等の意見を聴いた上で必要な就業上の措置を講じなければならない。
  2. (2) 就業上の措置として、労働時間の短縮や業務転換は認められていない。
  3. (3) 健康診断の結果に基づく就業制限は、本人の同意があっても実施できない。
  4. (4) 就業上の措置の内容は、事業者が独断で決定し、医師の意見は不要である。
  5. (5) 健康診断で異常所見があった労働者は、直ちに解雇しなければならない。

正答

正答は (1) です。

解説

正答は1。事業者は健康診断の結果、異常所見があると診断された労働者について医師等の意見を聴き、その意見を勘案して必要な就業上の措置(労働時間の短縮・業務転換・就業禁止等)を講じなければならないと定められており、(1)の記述は正しい。(5)異常所見のみを理由とした即時解雇は不当解雇となる。

正解の理由

(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 事業者は健康診断の結果、異常所見があると診断された労働者について医師等の意見を聴き、その意見を勘案して必要な就業上の措置(労働時間の短縮・業務転換・就業禁止等)を講じなければならないと定められており、(1)の記述は正しい。

(1) 事業者は、健康診断の結果、異常所見があると診断された労働者について、医師等の意見を聴いた上で必要な就業上の措置を講じなければならない。

他の選択肢

  • (2) 就業上の措置として、労働時間の短縮や業務転換は認められていない。

    (2)の内容は、正答(1)「事業者は、健康診断の結果、異常所見があると診断された労働者について、医師等の意見を聴いた上で必要な就業上の措置を…」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。事業者は健康診断の結果、異常所見があると診断された労働者について医師等の意見を聴き、その意見を勘案して必要な就業上の措置(労働時間の短縮・業務転換・就業禁止等)を講じなければならないと定められており、(1)の記述は正しい。(5)異常所見のみを理由とした即時解雇は不当解雇… 正答(1)との違いを確認し直してください。

  • (3) 健康診断の結果に基づく就業制限は、本人の同意があっても実施できない。

    (3)の内容は、正答(1)「事業者は、健康診断の結果、異常所見があると診断された労働者について、医師等の意見を聴いた上で必要な就業上の措置を…」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。事業者は健康診断の結果、異常所見があると診断された労働者について医師等の意見を聴き、その意見を勘案して必要な就業上の措置(労働時間の短縮・業務転換・就業禁止等)を講じなければならないと定められており、(1)の記述は正しい。(5)異常所見のみを理由とした即時解雇は不当解雇… 正答(1)との違いを確認し直してください。

  • (4) 就業上の措置の内容は、事業者が独断で決定し、医師の意見は不要である。

    (4)の内容は、正答(1)「事業者は、健康診断の結果、異常所見があると診断された労働者について、医師等の意見を聴いた上で必要な就業上の措置を…」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。事業者は健康診断の結果、異常所見があると診断された労働者について医師等の意見を聴き、その意見を勘案して必要な就業上の措置(労働時間の短縮・業務転換・就業禁止等)を講じなければならないと定められており、(1)の記述は正しい。(5)異常所見のみを理由とした即時解雇は不当解雇… 正答(1)との違いを確認し直してください。

  • (5) 健康診断で異常所見があった労働者は、直ちに解雇しなければならない。

    (5)「健康診断で異常所見があった労働者は、直ちに解雇しなければならない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「事業者は、健康診断の結果、異常所見があると診断された労働者について、医師等の意見を聴いた上で必要な就業上の措置を講じなければならない。」です。問題文の条件(健康診断結果に基づく就業上の措置に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

学習のヒント

労働安全衛生法・労働基準法などは、数字(人数・日数・年齢)と義務の主体をセットで整理すると得点しやすくなります。関連用語は用語解説で押さえ、同年・前後の過去問で選任・報告・届出の区別を確認してください。 実施時期・対象者・項目・事後措置は頻出なので、時系列のチェックリストで復習してください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。