実践演習・関係法令 第54問
衛生管理者の職務に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
問題
衛生管理者の職務に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 衛生管理者は、少なくとも毎週1回作業場等を巡視しなければならない。
- (2) 衛生管理者は、産業医と同様に労働者に対する健康診断を自ら実施する義務がある。
- (3) 衛生管理者は、事業者に代わって36協定を締結する権限を持つ。
- (4) 衛生管理者は、労働者の給与体系を決定する業務を担う。
- (5) 衛生管理者は、選任後3年間は変更してはならない。
正答
正答は (1) です。
解説
正答は1。衛生管理者は少なくとも毎週1回作業場等を巡視し、設備・作業方法・衛生状態に有害のおそれがある場合は直ちに必要な措置を講じなければならないと定められており、(1)の記述は正しい。(2)健康診断を自ら実施する義務はなく、健康診断の実施に関する技術的事項の管理が職務。
正解の理由
(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 衛生管理者は少なくとも毎週1回作業場等を巡視し、設備・作業方法・衛生状態に有害のおそれがある場合は直ちに必要な措置を講じなければならないと定められており、(1)の記述は正しい。
(1) 衛生管理者は、少なくとも毎週1回作業場等を巡視しなければならない。
他の選択肢
(2) 衛生管理者は、産業医と同様に労働者に対する健康診断を自ら実施する義務がある。
(2)「衛生管理者は、産業医と同様に労働者に対する健康診断を自ら実施する義務がある。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「衛生管理者は、少なくとも毎週1回作業場等を巡視しなければならない。」です。問題文の条件(衛生管理者の職務に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(3) 衛生管理者は、事業者に代わって36協定を締結する権限を持つ。
根拠の記述が異なります。解説では「設備・作業方法」が根拠ですが、(3)は「36協定」を根拠とする内容です。 解説の要点:正答は1。衛生管理者は少なくとも毎週1回作業場等を巡視し、設備・作業方法・衛生状態に有害のおそれがある場合は直ちに必要な措置を講じなければならないと定められており、(1)の記述は正しい。(2)健康診断を自ら実施する義務はなく、健康診断の実施に関する技術的事項の管理が職務。 正答(1)との違いを確認し直してください。
(4) 衛生管理者は、労働者の給与体系を決定する業務を担う。
(4)の内容は、正答(1)「衛生管理者は、少なくとも毎週1回作業場等を巡視しなければならない。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。衛生管理者は少なくとも毎週1回作業場等を巡視し、設備・作業方法・衛生状態に有害のおそれがある場合は直ちに必要な措置を講じなければならないと定められており、(1)の記述は正しい。(2)健康診断を自ら実施する義務はなく、健康診断の実施に関する技術的事項の管理が職務。 正答(1)との違いを確認し直してください。
(5) 衛生管理者は、選任後3年間は変更してはならない。
解説では「衛生管理者は少なくとも毎週1回作業場等を巡視し、設備・作業方法・衛生状態に有害のおそれがある場合は直ちに必要な措置を講じなければならないと定められており、(1)の記述は正しい。」とある一方、(5)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。衛生管理者は少なくとも毎週1回作業場等を巡視し、設備・作業方法・衛生状態に有害のおそれがある場合は直ちに必要な措置を講じなければならないと定められており、(1)の記述は正しい。(2)健康診断を自ら実施する義務はなく、健康診断の実施に関する技術的事項の管理が職務。 正答(1)との違いを確認し直してください。
学習のヒント
労働安全衛生法・労働基準法などは、数字(人数・日数・年齢)と義務の主体をセットで整理すると得点しやすくなります。関連用語は用語解説で押さえ、同年・前後の過去問で選任・報告・届出の区別を確認してください。 選任人数・専任・報告書の提出先は混同しやすいので、用語解説の表と関連過去問で区別してください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。