実践演習・関係法令 第56問
労働基準法における解雇に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題
労働基準法における解雇に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 使用者は、原則として労働者を解雇する場合、少なくとも30日前に予告しなければならない。
- (2) 業務上の傷病による療養中は、解雇を制限なく行うことができる。
- (3) 産前産後の休業期間中及びその後30日間は、解雇が禁止されている。
- (4) 解雇予告は、口頭で行えば文書不要であり、その場合は予告なしに翌日解雇できる。
- (5) 試用期間中の労働者は、いかなる理由でも即時解雇してよい。
正答
正答は (1) です。
解説
正答は1。使用者は労働者を解雇する場合、原則として少なくとも30日前に解雇予告をするか、30日分以上の平均賃金(解雇予告手当)を支払わなければならないと定められており、(1)の記述は正しい。(2)業務上疾病の療養中及びその後30日間は解雇が禁止される、(3)産前産後休業中及びその後30日間が正しい。
正解の理由
(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 使用者は労働者を解雇する場合、原則として少なくとも30日前に解雇予告をするか、30日分以上の平均賃金(解雇予告手当)を支払わなければならないと定められており、(1)の記述は正しい。
(1) 使用者は、原則として労働者を解雇する場合、少なくとも30日前に予告しなければならない。
他の選択肢
(2) 業務上の傷病による療養中は、解雇を制限なく行うことができる。
(2)「業務上の傷病による療養中は、解雇を制限なく行うことができる。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「使用者は、原則として労働者を解雇する場合、少なくとも30日前に予告しなければならない。」です。問題文の条件(労働基準法における解雇に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(3) 産前産後の休業期間中及びその後30日間は、解雇が禁止されている。
(3)「産前産後の休業期間中及びその後30日間は、解雇が禁止されている。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「使用者は、原則として労働者を解雇する場合、少なくとも30日前に予告しなければならない。」です。問題文の条件(労働基準法における解雇に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(4) 解雇予告は、口頭で行えば文書不要であり、その場合は予告なしに翌日解雇できる。
(4)の内容は、正答(1)「使用者は、原則として労働者を解雇する場合、少なくとも30日前に予告しなければならない。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。使用者は労働者を解雇する場合、原則として少なくとも30日前に解雇予告をするか、30日分以上の平均賃金(解雇予告手当)を支払わなければならないと定められており、(1)の記述は正しい。(2)業務上疾病の療養中及びその後30日間は解雇が禁止される、(3)産前産後休業中及びその… 正答(1)との違いを確認し直してください。
(5) 試用期間中の労働者は、いかなる理由でも即時解雇してよい。
(5)の内容は、正答(1)「使用者は、原則として労働者を解雇する場合、少なくとも30日前に予告しなければならない。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。使用者は労働者を解雇する場合、原則として少なくとも30日前に解雇予告をするか、30日分以上の平均賃金(解雇予告手当)を支払わなければならないと定められており、(1)の記述は正しい。(2)業務上疾病の療養中及びその後30日間は解雇が禁止される、(3)産前産後休業中及びその… 正答(1)との違いを確認し直してください。
学習のヒント
労働安全衛生法・労働基準法などは、数字(人数・日数・年齢)と義務の主体をセットで整理すると得点しやすくなります。関連用語は用語解説で押さえ、同年・前後の過去問で選任・報告・届出の区別を確認してください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。