実践演習 · 関係法令

実践演習・関係法令 第65問

有機溶剤業務に係る規制に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。

問題

有機溶剤業務に係る規制に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 有機溶剤業務に労働者を従事させる場合、局所排気装置の設置等の有害ばく露防止措置や特殊健康診断の実施が義務付けられる場合がある。
  2. (2) 有機溶剤業務では、換気装置の設置は任意であり義務ではない。
  3. (3) 有機溶剤による作業環境測定の実施は、事業者の任意である。
  4. (4) 有機溶剤業務に従事する労働者への特殊健康診断は、2年以内ごとに1回でよい。
  5. (5) 有機溶剤の取扱い作業場に、関係者以外の者が自由に立ち入ることができる。

正答

正答は (1) です。

解説

正答は1。有機溶剤中毒予防規則に基づき、有機溶剤業務を行う場合は局所排気装置等の設置・作業環境測定・特殊健康診断(6か月以内ごとに1回)等が義務付けられており、(1)の記述は正しい。(4)特殊健康診断は6か月以内ごとに1回が正しく2年は誤り。

正解の理由

(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 有機溶剤中毒予防規則に基づき、有機溶剤業務を行う場合は局所排気装置等の設置・作業環境測定・特殊健康診断(6か月以内ごとに1回)等が義務付けられており、(1)の記述は正しい。

(1) 有機溶剤業務に労働者を従事させる場合、局所排気装置の設置等の有害ばく露防止措置や特殊健康診断の実施が義務付けられる場合がある。

他の選択肢

  • (2) 有機溶剤業務では、換気装置の設置は任意であり義務ではない。

    (2)の内容は、正答(1)「有機溶剤業務に労働者を従事させる場合、局所排気装置の設置等の有害ばく露防止措置や特殊健康診断の実施が義務付けられ…」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。有機溶剤中毒予防規則に基づき、有機溶剤業務を行う場合は局所排気装置等の設置・作業環境測定・特殊健康診断(6か月以内ごとに1回)等が義務付けられており、(1)の記述は正しい。(4)特殊健康診断は6か月以内ごとに1回が正しく2年は誤り。 正答(1)との違いを確認し直してください。

  • (3) 有機溶剤による作業環境測定の実施は、事業者の任意である。

    (3)の内容は、正答(1)「有機溶剤業務に労働者を従事させる場合、局所排気装置の設置等の有害ばく露防止措置や特殊健康診断の実施が義務付けられ…」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。有機溶剤中毒予防規則に基づき、有機溶剤業務を行う場合は局所排気装置等の設置・作業環境測定・特殊健康診断(6か月以内ごとに1回)等が義務付けられており、(1)の記述は正しい。(4)特殊健康診断は6か月以内ごとに1回が正しく2年は誤り。 正答(1)との違いを確認し直してください。

  • (4) 有機溶剤業務に従事する労働者への特殊健康診断は、2年以内ごとに1回でよい。

    この肢は「有機溶剤業務に従事する労働者への特殊健康診断は、2年以内ごとに1回でよい。」と述べていますが、関係法令の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「有機溶剤業務に労働者を従事させる場合、局所排気装置の設置等の有害ばく露防止措置や特殊健康診断の実施が義務付けら…」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「有機溶剤業務に従事する労働者への特殊健康診断は、2年以内ごとに1回でよい。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (5) 有機溶剤の取扱い作業場に、関係者以外の者が自由に立ち入ることができる。

    (5)の内容は、正答(1)「有機溶剤業務に労働者を従事させる場合、局所排気装置の設置等の有害ばく露防止措置や特殊健康診断の実施が義務付けられ…」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。有機溶剤中毒予防規則に基づき、有機溶剤業務を行う場合は局所排気装置等の設置・作業環境測定・特殊健康診断(6か月以内ごとに1回)等が義務付けられており、(1)の記述は正しい。(4)特殊健康診断は6か月以内ごとに1回が正しく2年は誤り。 正答(1)との違いを確認し直してください。

学習のヒント

労働安全衛生法・労働基準法などは、数字(人数・日数・年齢)と義務の主体をセットで整理すると得点しやすくなります。関連用語は用語解説で押さえ、同年・前後の過去問で選任・報告・届出の区別を確認してください。 管理区分・記録・測定・保護具の要件は物質ごとに比較表にまとめ、誤りを問う設問では各肢を単独で検証してください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。