実践演習 · 関係法令

実践演習・関係法令 第66問

酸素欠乏危険作業に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。

問題

酸素欠乏危険作業に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 酸素欠乏危険場所での作業には、酸素欠乏危険作業主任者の選任が必要である。
  2. (2) 酸素欠乏危険場所での作業では、酸素濃度の測定は不要である。
  3. (3) 酸素欠乏とは、空気中の酸素濃度が30%未満の状態をいう。
  4. (4) 酸素欠乏危険場所に入場する際の保護具として、防じんマスクを着用すれば十分である。
  5. (5) 酸素欠乏の救助活動を行う場合、救助者は保護具を着用せずに入場してよい。

正答

正答は (1) です。

解説

正答は1。酸素欠乏危険場所での作業には酸素欠乏危険作業主任者の選任・入場前の酸素濃度測定・換気・空気呼吸器等の備え付け等が義務付けられており、(1)の記述は正しい。(3)酸素欠乏とは酸素濃度が18%未満の状態(硫化水素が一定濃度以上の場合も含む)、(5)救助者も必ず送気マスク等を着用して入場する。

正解の理由

(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 酸素欠乏危険場所での作業には酸素欠乏危険作業主任者の選任・入場前の酸素濃度測定・換気・空気呼吸器等の備え付け等が義務付けられており、(1)の記述は正しい。

(1) 酸素欠乏危険場所での作業には、酸素欠乏危険作業主任者の選任が必要である。

他の選択肢

  • (2) 酸素欠乏危険場所での作業では、酸素濃度の測定は不要である。

    (2)の内容は、正答(1)「酸素欠乏危険場所での作業には、酸素欠乏危険作業主任者の選任が必要である。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。酸素欠乏危険場所での作業には酸素欠乏危険作業主任者の選任・入場前の酸素濃度測定・換気・空気呼吸器等の備え付け等が義務付けられており、(1)の記述は正しい。(3)酸素欠乏とは酸素濃度が18%未満の状態(硫化水素が一定濃度以上の場合も含む)、(5)救助者も必ず送気マスク等を… 正答(1)との違いを確認し直してください。

  • (3) 酸素欠乏とは、空気中の酸素濃度が30%未満の状態をいう。

    この肢は「酸素欠乏とは、空気中の酸素濃度が30%未満の状態をいう。」と述べていますが、関係法令の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「酸素欠乏危険場所での作業には、酸素欠乏危険作業主任者の選任が必要である。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「酸素欠乏とは、空気中の酸素濃度が30%未満の状態をいう。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (4) 酸素欠乏危険場所に入場する際の保護具として、防じんマスクを着用すれば十分である。

    (4)の内容は、正答(1)「酸素欠乏危険場所での作業には、酸素欠乏危険作業主任者の選任が必要である。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。酸素欠乏危険場所での作業には酸素欠乏危険作業主任者の選任・入場前の酸素濃度測定・換気・空気呼吸器等の備え付け等が義務付けられており、(1)の記述は正しい。(3)酸素欠乏とは酸素濃度が18%未満の状態(硫化水素が一定濃度以上の場合も含む)、(5)救助者も必ず送気マスク等を… 正答(1)との違いを確認し直してください。

  • (5) 酸素欠乏の救助活動を行う場合、救助者は保護具を着用せずに入場してよい。

    (5)「酸素欠乏の救助活動を行う場合、救助者は保護具を着用せずに入場してよい。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「酸素欠乏危険場所での作業には、酸素欠乏危険作業主任者の選任が必要である。」です。問題文の条件(酸素欠乏危険作業に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

学習のヒント

労働安全衛生法・労働基準法などは、数字(人数・日数・年齢)と義務の主体をセットで整理すると得点しやすくなります。関連用語は用語解説で押さえ、同年・前後の過去問で選任・報告・届出の区別を確認してください。 該当作業の範囲と選任要件は組合せ問題でも出題されるため、作業ごとの一覧表を作るとよいです。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。