実践演習・関係法令 第69問
労働者の安全に関する事業者の義務に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題
労働者の安全に関する事業者の義務に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 事業者は、労働者に対して、その従事する業務に関する安全のための必要な措置を講じなければならない。
- (2) 安全に関する費用は、すべて労働者が自己負担しなければならない。
- (3) 労働者が安全措置に違反した場合でも、事業者には一切の責任がない。
- (4) 安全に関する法令は、正社員にのみ適用され、派遣・パート・アルバイトには適用されない。
- (5) 事業者は、安全対策を外部専門業者に委託すれば、自らの義務は完全に免除される。
正答
正答は (1) です。
解説
正答は1。事業者は労働者が従事する業務の危険性に応じて、必要な安全措置(機械設備の安全化・危険防止措置・安全教育等)を講じる義務があり、(1)の記述は正しい。(4)雇用形態にかかわらず、その事業場で働く労働者に対して安全衛生法令上の措置義務がある。
正解の理由
(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 事業者は労働者が従事する業務の危険性に応じて、必要な安全措置(機械設備の安全化・危険防止措置・安全教育等)を講じる義務があり、(1)の記述は正しい。
(1) 事業者は、労働者に対して、その従事する業務に関する安全のための必要な措置を講じなければならない。
他の選択肢
(2) 安全に関する費用は、すべて労働者が自己負担しなければならない。
解説では「事業者は労働者が従事する業務の危険性に応じて、必要な安全措置(機械設備の安全化・危険防止措置・安全教育等)を講じる義務があり、(1)の記述は正しい。」とある一方、(2)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。事業者は労働者が従事する業務の危険性に応じて、必要な安全措置(機械設備の安全化・危険防止措置・安全教育等)を講じる義務があり、(1)の記述は正しい。(4)雇用形態にかかわらず、その事業場で働く労働者に対して安全衛生法令上の措置義務がある。 正答(1)との違いを確認し直してください。
(3) 労働者が安全措置に違反した場合でも、事業者には一切の責任がない。
解説では「事業者は労働者が従事する業務の危険性に応じて、必要な安全措置(機械設備の安全化・危険防止措置・安全教育等)を講じる義務があり、(1)の記述は正しい。」とある一方、(3)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。事業者は労働者が従事する業務の危険性に応じて、必要な安全措置(機械設備の安全化・危険防止措置・安全教育等)を講じる義務があり、(1)の記述は正しい。(4)雇用形態にかかわらず、その事業場で働く労働者に対して安全衛生法令上の措置義務がある。 正答(1)との違いを確認し直してください。
(4) 安全に関する法令は、正社員にのみ適用され、派遣・パート・アルバイトには適用されない。
(4)「安全に関する法令は、正社員にのみ適用され、派遣・パート・アルバイトには適用されない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「事業者は、労働者に対して、その従事する業務に関する安全のための必要な措置を講じなければならない。」です。問題文の条件(労働者の安全に関する事業者の義務に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(5) 事業者は、安全対策を外部専門業者に委託すれば、自らの義務は完全に免除される。
(5)の内容は、正答(1)「事業者は、労働者に対して、その従事する業務に関する安全のための必要な措置を講じなければならない。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。事業者は労働者が従事する業務の危険性に応じて、必要な安全措置(機械設備の安全化・危険防止措置・安全教育等)を講じる義務があり、(1)の記述は正しい。(4)雇用形態にかかわらず、その事業場で働く労働者に対して安全衛生法令上の措置義務がある。 正答(1)との違いを確認し直してください。
学習のヒント
労働安全衛生法・労働基準法などは、数字(人数・日数・年齢)と義務の主体をセットで整理すると得点しやすくなります。関連用語は用語解説で押さえ、同年・前後の過去問で選任・報告・届出の区別を確認してください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。