実践演習 · 労働生理

実践演習・労働生理 第31問

血液の組成に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問題

血液の組成に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 血液は、有形成分(血球)と液体成分(血漿)から構成されている。
  2. (2) 血液の大部分(約90%)は赤血球などの有形成分である。
  3. (3) 血漿は、すべて水分のみで構成され、タンパク質は含まれない。
  4. (4) 赤血球は、核を持つ有核細胞であり、分裂によって自己増殖する。
  5. (5) 血液のpHは、通常約5.0の強酸性に保たれている。

正答

正答は (1) です。

解説

正答は1。血液は有形成分(赤血球・白血球・血小板等の血球)と液体成分(血漿)から構成されており、(1)の記述は正しい。(2)血漿が約55%、有形成分が約45%程度、(3)血漿にはアルブミン・グロブリン・フィブリノーゲン等のタンパク質が含まれる、(4)成熟赤血球は核を持たない、(5)血液のpHは通常7.35〜7.45の弱アルカリ性。

正解の理由

(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 血液は有形成分(赤血球・白血球・血小板等の血球)と液体成分(血漿)から構成されており、(1)の記述は正しい。

(1) 血液は、有形成分(血球)と液体成分(血漿)から構成されている。

他の選択肢

  • (2) 血液の大部分(約90%)は赤血球などの有形成分である。

    (2)「血液の大部分(約90%)は赤血球などの有形成分である。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「血液は、有形成分(血球)と液体成分(血漿)から構成されている。」です。問題文の条件(血液の組成に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (3) 血漿は、すべて水分のみで構成され、タンパク質は含まれない。

    この肢は「血漿は、すべて水分のみで構成され、タンパク質は含まれない。」と述べていますが、労働生理の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「血液は、有形成分(血球)と液体成分(血漿)から構成されている。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「血漿は、すべて水分のみで構成され、タンパク質は含まれない。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (4) 赤血球は、核を持つ有核細胞であり、分裂によって自己増殖する。

    (4)「赤血球は、核を持つ有核細胞であり、分裂によって自己増殖する。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「血液は、有形成分(血球)と液体成分(血漿)から構成されている。」です。問題文の条件(血液の組成に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (5) 血液のpHは、通常約5.0の強酸性に保たれている。

    (5)「血液のpHは、通常約5.0の強酸性に保たれている。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「血液は、有形成分(血球)と液体成分(血漿)から構成されている。」です。問題文の条件(血液の組成に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

学習のヒント

温度・湿度・作業強度・WBGT などは、基準値と測定・対策の手順を一連の流れで覚えると理解が定着します。生理・環境の用語を押さえたあと、数値を問う過去問で計算・判断の練習を重ねてください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。