実践演習・労働生理 第35問
骨と関節に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題
骨と関節に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 骨は、カルシウムやリン等のミネラルとコラーゲン等の有機成分からなる硬い組織であり、体を支える・臓器を保護する・造血・ミネラル貯蔵等の機能を持つ。
- (2) 成人の骨は、一度形成されると生涯を通じて変化(リモデリング)しない。
- (3) 関節は、骨と骨が直接くっついた固定した構造であり、動くことはない。
- (4) 軟骨は、骨と同様に血管が豊富に分布している。
- (5) 骨粗しょう症は、骨密度が増加する疾患である。
正答
正答は (1) です。
解説
正答は1。骨はカルシウム・リン等のミネラル(無機成分)とコラーゲン等(有機成分)からなる組織であり、体の支持・臓器の保護・造血(骨髄)・ミネラルの貯蔵等多様な機能を持ち、(1)の記述は正しい。(2)骨は生涯を通じてリモデリング(骨の吸収と形成の繰り返し)が行われる、(3)可動関節は動く、(5)骨粗しょう症は骨密度が低下する疾患。
正解の理由
(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 骨はカルシウム・リン等のミネラル(無機成分)とコラーゲン等(有機成分)からなる組織であり、体の支持・臓器の保護・造血(骨髄)・ミネラルの貯蔵等多様な機能を持ち、(1)の記述は正しい。
(1) 骨は、カルシウムやリン等のミネラルとコラーゲン等の有機成分からなる硬い組織であり、体を支える・臓器を保護する・造血・ミネラル貯蔵等の機能を持つ。
他の選択肢
(2) 成人の骨は、一度形成されると生涯を通じて変化(リモデリング)しない。
この肢は「成人の骨は、一度形成されると生涯を通じて変化(リモデリング)しない。」と述べていますが、労働生理の基準では正しい記述ではありません。
正答(1)「骨は、カルシウムやリン等のミネラルとコラーゲン等の有機成分からなる硬い組織であり、体を支える・臓器を保護する・…」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「成人の骨は、一度形成されると生涯を通じて変化(リモデリング)しない。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(3) 関節は、骨と骨が直接くっついた固定した構造であり、動くことはない。
(3)「関節は、骨と骨が直接くっついた固定した構造であり、動くことはない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「骨は、カルシウムやリン等のミネラルとコラーゲン等の有機成分からなる硬い組織であり、体を支える・臓器を保護する・造血・ミネラル貯蔵等の機能を持つ。」です。問題文の条件(骨と関節に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(4) 軟骨は、骨と同様に血管が豊富に分布している。
(4)の内容は、正答(1)「骨は、カルシウムやリン等のミネラルとコラーゲン等の有機成分からなる硬い組織であり、体を支える・臓器を保護する・造…」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。骨はカルシウム・リン等のミネラル(無機成分)とコラーゲン等(有機成分)からなる組織であり、体の支持・臓器の保護・造血(骨髄)・ミネラルの貯蔵等多様な機能を持ち、(1)の記述は正しい。(2)骨は生涯を通じてリモデリング(骨の吸収と形成の繰り返し)が行われる、(3)可動関節… 正答(1)との違いを確認し直してください。
(5) 骨粗しょう症は、骨密度が増加する疾患である。
(5)「骨粗しょう症は、骨密度が増加する疾患である。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「骨は、カルシウムやリン等のミネラルとコラーゲン等の有機成分からなる硬い組織であり、体を支える・臓器を保護する・造血・ミネラル貯蔵等の機能を持つ。」です。問題文の条件(骨と関節に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
学習のヒント
温度・湿度・作業強度・WBGT などは、基準値と測定・対策の手順を一連の流れで覚えると理解が定着します。生理・環境の用語を押さえたあと、数値を問う過去問で計算・判断の練習を重ねてください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。