実践演習 · 労働生理

実践演習・労働生理 第38問

脳の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問題

脳の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 大脳皮質は神経細胞体が集合した灰白質であり、認知・思考・感覚・運動の高次機能を担う。
  2. (2) 小脳は、言語の理解と発話を専門に担う唯一の部位である。
  3. (3) 延髄は、眼球の動きを調節するだけの機能を持つ。
  4. (4) 間脳の視床下部は、体温調節・体液調節・摂食行動の調節等を担うが、自律神経系の調節とは無関係である。
  5. (5) 大脳の左右の半球は、脳梁によって連絡されていない。

正答

正答は (1) です。

解説

正答は1。大脳皮質は神経細胞の細胞体が集合した灰白質であり、感覚・運動・思考・言語等の高次機能を支配する中枢として機能する。(1)の記述は正しい。(2)小脳は運動の協調・平衡保持・筋緊張の調節を担う、(3)延髄は呼吸・循環・嚥下等の生命維持中枢、(4)視床下部は自律神経系の最高中枢でもある、(5)大脳の左右半球は脳梁で連絡されている。

正解の理由

(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) (1)の記述は正しい。

(1) 大脳皮質は神経細胞体が集合した灰白質であり、認知・思考・感覚・運動の高次機能を担う。

他の選択肢

  • (2) 小脳は、言語の理解と発話を専門に担う唯一の部位である。

    (2)「小脳は、言語の理解と発話を専門に担う唯一の部位である。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「大脳皮質は神経細胞体が集合した灰白質であり、認知・思考・感覚・運動の高次機能を担う。」です。問題文の条件(脳の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (3) 延髄は、眼球の動きを調節するだけの機能を持つ。

    (3)「延髄は、眼球の動きを調節するだけの機能を持つ。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「大脳皮質は神経細胞体が集合した灰白質であり、認知・思考・感覚・運動の高次機能を担う。」です。問題文の条件(脳の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (4) 間脳の視床下部は、体温調節・体液調節・摂食行動の調節等を担うが、自律神経系の調節とは無関係である。

    (4)視床下部は自律神経系の最高中枢でもある 選択肢(4)「間脳の視床下部は、体温調節・体液調節・摂食行動の調節等を担うが、自律神経系の調節とは無関係である。」は本問の正答(1)とは異なるため不適です。

  • (5) 大脳の左右の半球は、脳梁によって連絡されていない。

    (5)「大脳の左右の半球は、脳梁によって連絡されていない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「大脳皮質は神経細胞体が集合した灰白質であり、認知・思考・感覚・運動の高次機能を担う。」です。問題文の条件(脳の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

学習のヒント

温度・湿度・作業強度・WBGT などは、基準値と測定・対策の手順を一連の流れで覚えると理解が定着します。生理・環境の用語を押さえたあと、数値を問う過去問で計算・判断の練習を重ねてください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。