実践演習・労働生理 第41問
消化・吸収に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題
消化・吸収に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 栄養素の消化・吸収は主に小腸で行われ、絨毛を通じてアミノ酸・ブドウ糖・脂肪酸等が吸収される。
- (2) 食物中のでんぷんは、胃の中でペプシンによって消化される。
- (3) 脂肪の消化には、唾液アミラーゼが主に関与する。
- (4) 大腸では消化酵素が大量に分泌されて栄養素の最終消化が行われる。
- (5) 水分は主に胃で吸収される。
正答
正答は (1) です。
解説
正答は1。栄養素の消化・吸収は主に小腸で行われ、小腸の絨毛からアミノ酸・単糖・脂肪酸等が吸収されて体内に取り込まれる。(1)の記述は正しい。(2)でんぷんはアミラーゼ(唾液・膵液)によって消化される、(5)水分は主に小腸・大腸で吸収される。
正解の理由
(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 栄養素の消化・吸収は主に小腸で行われ、小腸の絨毛からアミノ酸・単糖・脂肪酸等が吸収されて体内に取り込まれる。 (1)の記述は正しい。
(1) 栄養素の消化・吸収は主に小腸で行われ、絨毛を通じてアミノ酸・ブドウ糖・脂肪酸等が吸収される。
他の選択肢
(2) 食物中のでんぷんは、胃の中でペプシンによって消化される。
この肢は「食物中のでんぷんは、胃の中でペプシンによって消化される。」と述べていますが、労働生理の基準では正しい記述ではありません。
正答(1)「栄養素の消化・吸収は主に小腸で行われ、絨毛を通じてアミノ酸・ブドウ糖・脂肪酸等が吸収される。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「食物中のでんぷんは、胃の中でペプシンによって消化される。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(3) 脂肪の消化には、唾液アミラーゼが主に関与する。
(3)の内容は、正答(1)「栄養素の消化・吸収は主に小腸で行われ、絨毛を通じてアミノ酸・ブドウ糖・脂肪酸等が吸収される。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。栄養素の消化・吸収は主に小腸で行われ、小腸の絨毛からアミノ酸・単糖・脂肪酸等が吸収されて体内に取り込まれる。(1)の記述は正しい。(2)でんぷんはアミラーゼ(唾液・膵液)によって消化される、(5)水分は主に小腸・大腸で吸収される。 正答(1)との違いを確認し直してください。
(4) 大腸では消化酵素が大量に分泌されて栄養素の最終消化が行われる。
(4)の内容は、正答(1)「栄養素の消化・吸収は主に小腸で行われ、絨毛を通じてアミノ酸・ブドウ糖・脂肪酸等が吸収される。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。栄養素の消化・吸収は主に小腸で行われ、小腸の絨毛からアミノ酸・単糖・脂肪酸等が吸収されて体内に取り込まれる。(1)の記述は正しい。(2)でんぷんはアミラーゼ(唾液・膵液)によって消化される、(5)水分は主に小腸・大腸で吸収される。 正答(1)との違いを確認し直してください。
(5) 水分は主に胃で吸収される。
(5)「水分は主に胃で吸収される。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「栄養素の消化・吸収は主に小腸で行われ、絨毛を通じてアミノ酸・ブドウ糖・脂肪酸等が吸収される。」です。問題文の条件(消化・吸収に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
学習のヒント
温度・湿度・作業強度・WBGT などは、基準値と測定・対策の手順を一連の流れで覚えると理解が定着します。生理・環境の用語を押さえたあと、数値を問う過去問で計算・判断の練習を重ねてください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。