実践演習・労働生理 第43問
肝臓の機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
問題
肝臓の機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
- (1) 肝臓は、アンモニアを尿素に変換して無毒化する解毒機能を持つ。
- (2) 肝臓は、グリコーゲンとしてグルコースを貯蔵し必要に応じて血糖として放出する。
- (3) 肝臓は、血液凝固因子であるフィブリノーゲン等の蛋白質を合成する。
- (4) 肝臓は、古くなった赤血球を直接産生して血液中に供給する。
- (5) 肝臓は、脂溶性薬物等を代謝・解毒し排泄しやすい形に変換する機能を持つ。
正答
正答は (4) です。
解説
正答は4。赤血球は骨髄の造血幹細胞から産生されるものであり、肝臓が赤血球を産生するという(4)の記述は誤り。なお肝臓は破壊された古い赤血球のヘモグロビンを分解(ビリルビンとして処理)する機能は持つが、産生はしない。(1)(2)(3)(5)はいずれも肝臓の正しい機能の説明である。
正解の理由
(4)の記述は誤り この記述は本問の正答ではありません。 赤血球は骨髄の造血幹細胞から産生されるものであり、肝臓が赤血球を産生するという(4)の記述は誤り。
(4) 肝臓は、古くなった赤血球を直接産生して血液中に供給する。
他の選択肢
(1) 肝臓は、アンモニアを尿素に変換して無毒化する解毒機能を持つ。
(1)の内容は、正答(4)「肝臓は、古くなった赤血球を直接産生して血液中に供給する。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は4。赤血球は骨髄の造血幹細胞から産生されるものであり、肝臓が赤血球を産生するという(4)の記述は誤り。なお肝臓は破壊された古い赤血球のヘモグロビンを分解(ビリルビンとして処理)する機能は持つが、産生はしない。(1)(2)(3)(5)はいずれも肝臓の正しい機能の説明である。 正答(4)との違いを確認し直してください。
(2) 肝臓は、グリコーゲンとしてグルコースを貯蔵し必要に応じて血糖として放出する。
(2)の内容は、正答(4)「肝臓は、古くなった赤血球を直接産生して血液中に供給する。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は4。赤血球は骨髄の造血幹細胞から産生されるものであり、肝臓が赤血球を産生するという(4)の記述は誤り。なお肝臓は破壊された古い赤血球のヘモグロビンを分解(ビリルビンとして処理)する機能は持つが、産生はしない。(1)(2)(3)(5)はいずれも肝臓の正しい機能の説明である。 正答(4)との違いを確認し直してください。
(3) 肝臓は、血液凝固因子であるフィブリノーゲン等の蛋白質を合成する。
(3)の内容は、正答(4)「肝臓は、古くなった赤血球を直接産生して血液中に供給する。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は4。赤血球は骨髄の造血幹細胞から産生されるものであり、肝臓が赤血球を産生するという(4)の記述は誤り。なお肝臓は破壊された古い赤血球のヘモグロビンを分解(ビリルビンとして処理)する機能は持つが、産生はしない。(1)(2)(3)(5)はいずれも肝臓の正しい機能の説明である。 正答(4)との違いを確認し直してください。
(5) 肝臓は、脂溶性薬物等を代謝・解毒し排泄しやすい形に変換する機能を持つ。
(5)「肝臓は、脂溶性薬物等を代謝・解毒し排泄しやすい形に変換する機能を持つ。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(4)「肝臓は、古くなった赤血球を直接産生して血液中に供給する。」です。問題文の条件(肝臓の機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
学習のヒント
温度・湿度・作業強度・WBGT などは、基準値と測定・対策の手順を一連の流れで覚えると理解が定着します。生理・環境の用語を押さえたあと、数値を問う過去問で計算・判断の練習を重ねてください。 「最も適切でないもの」「誤っているもの」を問う設問では、各選択肢を単独の真偽で確認し、一見正しそうな肢に注意してください。