実践演習・労働生理 第45問
記憶と学習に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題
記憶と学習に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 記憶は、短期記憶と長期記憶に分類されることがあり、海馬等の脳の構造が記憶の形成に関与している。
- (2) 記憶は大脳ではなく小脳だけで形成される。
- (3) 睡眠は記憶の定着に影響しない。
- (4) 繰り返し学習・練習は技能の習得に効果がない。
- (5) 加齢により記憶力が低下することは医学的に全く根拠がない。
正答
正答は (1) です。
解説
正答は1。記憶は短期記憶と長期記憶に分類され、海馬・大脳皮質・扁桃体等の脳の構造が記憶の符号化・保存・想起に関与している。(1)の記述は正しい。(3)睡眠中の記憶の固定(定着)が記憶形成に重要であることが知られている、(5)加齢に伴い記憶力(特に新しい情報の学習)は低下する傾向がある。
正解の理由
(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) (1)の記述は正しい。
(1) 記憶は、短期記憶と長期記憶に分類されることがあり、海馬等の脳の構造が記憶の形成に関与している。
他の選択肢
(2) 記憶は大脳ではなく小脳だけで形成される。
(2)の内容は、正答(1)「記憶は、短期記憶と長期記憶に分類されることがあり、海馬等の脳の構造が記憶の形成に関与している。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。記憶は短期記憶と長期記憶に分類され、海馬・大脳皮質・扁桃体等の脳の構造が記憶の符号化・保存・想起に関与している。(1)の記述は正しい。(3)睡眠中の記憶の固定(定着)が記憶形成に重要であることが知られている、(5)加齢に伴い記憶力(特に新しい情報の学習)は低下する傾向が… 正答(1)との違いを確認し直してください。
(3) 睡眠は記憶の定着に影響しない。
この肢は「睡眠は記憶の定着に影響しない。」と述べていますが、労働生理の基準では正しい記述ではありません。
正答(1)「記憶は、短期記憶と長期記憶に分類されることがあり、海馬等の脳の構造が記憶の形成に関与している。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「睡眠は記憶の定着に影響しない。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(4) 繰り返し学習・練習は技能の習得に効果がない。
解説では「(3)睡眠中の記憶の固定(定着)が記憶形成に重要であることが知られている、(5)加齢に伴い記憶力(特に新しい情報の学習)は低下する傾向がある。」とある一方、(4)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。記憶は短期記憶と長期記憶に分類され、海馬・大脳皮質・扁桃体等の脳の構造が記憶の符号化・保存・想起に関与している。(1)の記述は正しい。(3)睡眠中の記憶の固定(定着)が記憶形成に重要であることが知られている、(5)加齢に伴い記憶力(特に新しい情報の学習)は低下する傾向が… 正答(1)との違いを確認し直してください。
(5) 加齢により記憶力が低下することは医学的に全く根拠がない。
この肢は「加齢により記憶力が低下することは医学的に全く根拠がない。」と述べていますが、労働生理の基準では正しい記述ではありません。
正答(1)「記憶は、短期記憶と長期記憶に分類されることがあり、海馬等の脳の構造が記憶の形成に関与している。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「加齢により記憶力が低下することは医学的に全く根拠がない。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。
学習のヒント
温度・湿度・作業強度・WBGT などは、基準値と測定・対策の手順を一連の流れで覚えると理解が定着します。生理・環境の用語を押さえたあと、数値を問う過去問で計算・判断の練習を重ねてください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。