実践演習 · 労働生理

実践演習・労働生理 第46問

胃の機能に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問題

胃の機能に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 胃は、塩酸(胃酸)とペプシノーゲン(ペプシン)を分泌し、蛋白質の消化と殺菌等に関与する。
  2. (2) 胃では、脂肪の消化が最も盛んに行われる。
  3. (3) 胃液は、アルカリ性であり、膵液と同様の消化作用を持つ。
  4. (4) 胃は、すべての栄養素を完全に消化・吸収する唯一の臓器である。
  5. (5) 胃から分泌されるガストリンは、胃酸の分泌を抑制する。

正答

正答は (1) です。

解説

正答は1。胃は塩酸(強酸性の胃酸)とペプシノーゲン(胃酸によりペプシンに活性化)を分泌し、蛋白質の消化・食物の殺菌等を行う。(1)の記述は正しい。(3)胃液は強酸性(pH1〜2程度)、(5)ガストリンは胃酸分泌を促進するホルモン。

正解の理由

(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) (1)の記述は正しい。

(1) 胃は、塩酸(胃酸)とペプシノーゲン(ペプシン)を分泌し、蛋白質の消化と殺菌等に関与する。

他の選択肢

  • (2) 胃では、脂肪の消化が最も盛んに行われる。

    (2)の内容は、正答(1)「胃は、塩酸(胃酸)とペプシノーゲン(ペプシン)を分泌し、蛋白質の消化と殺菌等に関与する。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。胃は塩酸(強酸性の胃酸)とペプシノーゲン(胃酸によりペプシンに活性化)を分泌し、蛋白質の消化・食物の殺菌等を行う。(1)の記述は正しい。(3)胃液は強酸性(pH1〜2程度)、(5)ガストリンは胃酸分泌を促進するホルモン。 正答(1)との違いを確認し直してください。

  • (3) 胃液は、アルカリ性であり、膵液と同様の消化作用を持つ。

    この肢は「胃液は、アルカリ性であり、膵液と同様の消化作用を持つ。」と述べていますが、労働生理の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「胃は、塩酸(胃酸)とペプシノーゲン(ペプシン)を分泌し、蛋白質の消化と殺菌等に関与する。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「胃液は、アルカリ性であり、膵液と同様の消化作用を持つ。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (4) 胃は、すべての栄養素を完全に消化・吸収する唯一の臓器である。

    (4)の内容は、正答(1)「胃は、塩酸(胃酸)とペプシノーゲン(ペプシン)を分泌し、蛋白質の消化と殺菌等に関与する。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。胃は塩酸(強酸性の胃酸)とペプシノーゲン(胃酸によりペプシンに活性化)を分泌し、蛋白質の消化・食物の殺菌等を行う。(1)の記述は正しい。(3)胃液は強酸性(pH1〜2程度)、(5)ガストリンは胃酸分泌を促進するホルモン。 正答(1)との違いを確認し直してください。

  • (5) 胃から分泌されるガストリンは、胃酸の分泌を抑制する。

    (5)「胃から分泌されるガストリンは、胃酸の分泌を抑制する。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「胃は、塩酸(胃酸)とペプシノーゲン(ペプシン)を分泌し、蛋白質の消化と殺菌等に関与する。」です。問題文の条件(胃の機能に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

学習のヒント

温度・湿度・作業強度・WBGT などは、基準値と測定・対策の手順を一連の流れで覚えると理解が定着します。生理・環境の用語を押さえたあと、数値を問う過去問で計算・判断の練習を重ねてください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。