実践演習・労働生理 第49問
筋疲労に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題
筋疲労に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 筋疲労は、筋収縮に伴うATPの消費・乳酸の蓄積・グリコーゲン枯渇等により筋力の発揮が困難になる状態である。
- (2) 精神的疲労は、身体的疲労とは全く別物であり相互に影響することはない。
- (3) 疲労の回復には休息・睡眠は効果がなく栄養摂取のみが有効である。
- (4) フリッカー値(CFF)は疲労により上昇するため、数値が高いほど疲労が大きいとされる。
- (5) 慢性疲労は1日の休養で必ず完全に回復する。
正答
正答は (1) です。
解説
正答は1。筋疲労はATPの消費・乳酸・無機リン酸の蓄積・筋グリコーゲンの枯渇等により筋力の発揮能力が低下する状態であり、(1)の記述は正しい。(4)フリッカー値(CFF:臨界融合頻度)は疲労により低下する傾向があり、数値が低いほど疲労が大きいとされる(上昇ではなく低下)。
正解の理由
(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 筋疲労はATPの消費・乳酸・無機リン酸の蓄積・筋グリコーゲンの枯渇等により筋力の発揮能力が低下する状態であり、(1)の記述は正しい。
(1) 筋疲労は、筋収縮に伴うATPの消費・乳酸の蓄積・グリコーゲン枯渇等により筋力の発揮が困難になる状態である。
他の選択肢
(2) 精神的疲労は、身体的疲労とは全く別物であり相互に影響することはない。
(2)の内容は、正答(1)「筋疲労は、筋収縮に伴うATPの消費・乳酸の蓄積・グリコーゲン枯渇等により筋力の発揮が困難になる状態である。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。筋疲労はATPの消費・乳酸・無機リン酸の蓄積・筋グリコーゲンの枯渇等により筋力の発揮能力が低下する状態であり、(1)の記述は正しい。(4)フリッカー値(CFF:臨界融合頻度)は疲労により低下する傾向があり、数値が低いほど疲労が大きいとされる(上昇ではなく低下)。 正答(1)との違いを確認し直してください。
(3) 疲労の回復には休息・睡眠は効果がなく栄養摂取のみが有効である。
(3)の内容は、正答(1)「筋疲労は、筋収縮に伴うATPの消費・乳酸の蓄積・グリコーゲン枯渇等により筋力の発揮が困難になる状態である。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。筋疲労はATPの消費・乳酸・無機リン酸の蓄積・筋グリコーゲンの枯渇等により筋力の発揮能力が低下する状態であり、(1)の記述は正しい。(4)フリッカー値(CFF:臨界融合頻度)は疲労により低下する傾向があり、数値が低いほど疲労が大きいとされる(上昇ではなく低下)。 正答(1)との違いを確認し直してください。
(4) フリッカー値(CFF)は疲労により上昇するため、数値が高いほど疲労が大きいとされる。
この肢は「フリッカー値(CFF)は疲労により上昇するため、数値が高いほど疲労が大きいとされる。」と述べていますが、労働生理の基準では正しい記述ではありません。
正答(1)「筋疲労は、筋収縮に伴うATPの消費・乳酸の蓄積・グリコーゲン枯渇等により筋力の発揮が困難になる状態である。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「フリッカー値(CFF)は疲労により上昇するため、数値が高いほど疲労が大きいとさ…」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(5) 慢性疲労は1日の休養で必ず完全に回復する。
(5)の内容は、正答(1)「筋疲労は、筋収縮に伴うATPの消費・乳酸の蓄積・グリコーゲン枯渇等により筋力の発揮が困難になる状態である。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。筋疲労はATPの消費・乳酸・無機リン酸の蓄積・筋グリコーゲンの枯渇等により筋力の発揮能力が低下する状態であり、(1)の記述は正しい。(4)フリッカー値(CFF:臨界融合頻度)は疲労により低下する傾向があり、数値が低いほど疲労が大きいとされる(上昇ではなく低下)。 正答(1)との違いを確認し直してください。
学習のヒント
温度・湿度・作業強度・WBGT などは、基準値と測定・対策の手順を一連の流れで覚えると理解が定着します。生理・環境の用語を押さえたあと、数値を問う過去問で計算・判断の練習を重ねてください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。