実践演習・労働生理 第50問
概日リズム(サーカディアンリズム)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題
概日リズム(サーカディアンリズム)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 概日リズムは約24時間周期の生体リズムであり、体温・ホルモン分泌・睡眠覚醒等に影響する。
- (2) 夜間勤務(深夜業)への従事は、概日リズムの乱れと全く無関係である。
- (3) 概日リズムの調節に、光の影響はない。
- (4) 概日リズムは、生涯を通じて変化せず常に一定である。
- (5) 概日リズムが乱れても、健康・作業能率・睡眠の質には影響しない。
正答
正答は (1) です。
解説
正答は1。概日リズム(サーカディアンリズム)は約24時間を1周期とする生体リズムであり、体温・血圧・ホルモン分泌・睡眠覚醒サイクル等に影響する。光(特に朝の光)がリズムの同調に重要な役割を果たす。(1)の記述は正しい。(2)夜間勤務・交替制勤務は概日リズムの乱れの原因となる、(5)概日リズムの乱れは睡眠障害・疲労・健康障害リスクの上昇と関連する。
正解の理由
(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) (1)の記述は正しい。
(1) 概日リズムは約24時間周期の生体リズムであり、体温・ホルモン分泌・睡眠覚醒等に影響する。
他の選択肢
(2) 夜間勤務(深夜業)への従事は、概日リズムの乱れと全く無関係である。
(2)夜間勤務・交替制勤務は概日リズムの乱れの原因となる 選択肢(2)「夜間勤務(深夜業)への従事は、概日リズムの乱れと全く無関係である。」は本問の正答(1)とは異なるため不適です。
(3) 概日リズムの調節に、光の影響はない。
(3)「概日リズムの調節に、光の影響はない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「概日リズムは約24時間周期の生体リズムであり、体温・ホルモン分泌・睡眠覚醒等に影響する。」です。問題文の条件(概日リズム(サーカディアンリズム)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(4) 概日リズムは、生涯を通じて変化せず常に一定である。
(4)の内容は、正答(1)「概日リズムは約24時間周期の生体リズムであり、体温・ホルモン分泌・睡眠覚醒等に影響する。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。概日リズム(サーカディアンリズム)は約24時間を1周期とする生体リズムであり、体温・血圧・ホルモン分泌・睡眠覚醒サイクル等に影響する。光(特に朝の光)がリズムの同調に重要な役割を果たす。(1)の記述は正しい。(2)夜間勤務・交替制勤務は概日リズムの乱れの原因となる、(5… 正答(1)との違いを確認し直してください。
(5) 概日リズムが乱れても、健康・作業能率・睡眠の質には影響しない。
(5)概日リズムの乱れは睡眠障害・疲労・健康障害リスクの上昇と関連する 選択肢(5)「概日リズムが乱れても、健康・作業能率・睡眠の質には影響しない。」は本問の正答(1)とは異なるため不適です。
学習のヒント
温度・湿度・作業強度・WBGT などは、基準値と測定・対策の手順を一連の流れで覚えると理解が定着します。生理・環境の用語を押さえたあと、数値を問う過去問で計算・判断の練習を重ねてください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。