実践演習・労働生理 第51問
ストレスの生理的反応に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題
ストレスの生理的反応に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 強いストレスにさらされると、交感神経系が活性化してアドレナリン・コルチゾール等のストレスホルモンが分泌され、心拍数増加・血圧上昇等の反応が起こる。
- (2) ストレス反応は、身体的変化のみを引き起こし、精神的・心理的変化は起こさない。
- (3) 副腎皮質から分泌されるアドレナリンが、ストレス反応の主要なホルモンである。
- (4) ストレス反応としての闘争・逃走反応は、副交感神経系の活性化によって生じる。
- (5) 慢性的なストレスは、免疫機能の亢進をもたらし、感染症に罹りにくくなる。
正答
正答は (1) です。
解説
正答は1。強いストレスにさらされると視床下部→下垂体→副腎皮質軸が活性化してコルチゾールが、また交感神経→副腎髄質系によりアドレナリン・ノルアドレナリンが分泌され、心拍数増加・血圧上昇・免疫系への影響等が生じる。(1)の記述は正しい。(3)アドレナリンは副腎髄質から分泌される、(5)慢性ストレスは免疫機能を低下させる場合がある。
正解の理由
(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) (1)の記述は正しい。
(1) 強いストレスにさらされると、交感神経系が活性化してアドレナリン・コルチゾール等のストレスホルモンが分泌され、心拍数増加・血圧上昇等の反応が起こる。
他の選択肢
(2) ストレス反応は、身体的変化のみを引き起こし、精神的・心理的変化は起こさない。
解説では「(3)アドレナリンは副腎髄質から分泌される、(5)慢性ストレスは免疫機能を低下させる場合がある。」とある一方、(2)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。強いストレスにさらされると視床下部→下垂体→副腎皮質軸が活性化してコルチゾールが、また交感神経→副腎髄質系によりアドレナリン・ノルアドレナリンが分泌され、心拍数増加・血圧上昇・免疫系への影響等が生じる。(1)の記述は正しい。(3)アドレナリンは副腎髄質から分泌される、(… 正答(1)との違いを確認し直してください。
(3) 副腎皮質から分泌されるアドレナリンが、ストレス反応の主要なホルモンである。
(3)「副腎皮質から分泌されるアドレナリンが、ストレス反応の主要なホルモンである。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「強いストレスにさらされると、交感神経系が活性化してアドレナリン・コルチゾール等のストレスホルモンが分泌され、心拍数増加・血圧上昇等の反応が起こる。」です。問題文の条件(ストレスの生理的反応に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(4) ストレス反応としての闘争・逃走反応は、副交感神経系の活性化によって生じる。
(4)の内容は、正答(1)「強いストレスにさらされると、交感神経系が活性化してアドレナリン・コルチゾール等のストレスホルモンが分泌され、心拍…」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。強いストレスにさらされると視床下部→下垂体→副腎皮質軸が活性化してコルチゾールが、また交感神経→副腎髄質系によりアドレナリン・ノルアドレナリンが分泌され、心拍数増加・血圧上昇・免疫系への影響等が生じる。(1)の記述は正しい。(3)アドレナリンは副腎髄質から分泌される、(… 正答(1)との違いを確認し直してください。
(5) 慢性的なストレスは、免疫機能の亢進をもたらし、感染症に罹りにくくなる。
(5)「慢性的なストレスは、免疫機能の亢進をもたらし、感染症に罹りにくくなる。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「強いストレスにさらされると、交感神経系が活性化してアドレナリン・コルチゾール等のストレスホルモンが分泌され、心拍数増加・血圧上昇等の反応が起こる。」です。問題文の条件(ストレスの生理的反応に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
学習のヒント
温度・湿度・作業強度・WBGT などは、基準値と測定・対策の手順を一連の流れで覚えると理解が定着します。生理・環境の用語を押さえたあと、数値を問う過去問で計算・判断の練習を重ねてください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。