実践演習・労働生理 第57問
皮膚感覚と皮膚の受容器に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題
皮膚感覚と皮膚の受容器に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 皮膚には、触覚・圧覚・温覚・冷覚・痛覚等の感覚受容器が存在する。
- (2) 皮膚の冷覚受容器は温覚受容器より少なく、冷覚の方が温覚より鈍感である。
- (3) 痛覚は、皮膚には存在せず骨にのみ存在する。
- (4) 皮膚感覚は、脊髄ではなく耳から脳に伝えられる。
- (5) 触覚・圧覚の受容器は、皮膚の表皮に存在せず皮下組織にのみ存在する。
正答
正答は (1) です。
解説
正答は1。皮膚には触覚(マイスネル小体・メルケル盤等)・圧覚(パチニ小体等)・温覚・冷覚(それぞれ特異的な自由神経終末等)・痛覚等の感覚受容器が存在し、体表からの感覚情報を脳に伝える。(1)の記述は正しい。(2)冷覚受容器は温覚受容器より数が多く、冷覚の方が温覚より鋭敏である。
正解の理由
(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) (1)の記述は正しい。
(1) 皮膚には、触覚・圧覚・温覚・冷覚・痛覚等の感覚受容器が存在する。
他の選択肢
(2) 皮膚の冷覚受容器は温覚受容器より少なく、冷覚の方が温覚より鈍感である。
(2)「皮膚の冷覚受容器は温覚受容器より少なく、冷覚の方が温覚より鈍感である。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「皮膚には、触覚・圧覚・温覚・冷覚・痛覚等の感覚受容器が存在する。」です。問題文の条件(皮膚感覚と皮膚の受容器に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(3) 痛覚は、皮膚には存在せず骨にのみ存在する。
解説では「(2)冷覚受容器は温覚受容器より数が多く、冷覚の方が温覚より鋭敏である。」とある一方、(3)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。皮膚には触覚(マイスネル小体・メルケル盤等)・圧覚(パチニ小体等)・温覚・冷覚(それぞれ特異的な自由神経終末等)・痛覚等の感覚受容器が存在し、体表からの感覚情報を脳に伝える。(1)の記述は正しい。(2)冷覚受容器は温覚受容器より数が多く、冷覚の方が温覚より鋭敏である。 正答(1)との違いを確認し直してください。
(4) 皮膚感覚は、脊髄ではなく耳から脳に伝えられる。
(4)の内容は、正答(1)「皮膚には、触覚・圧覚・温覚・冷覚・痛覚等の感覚受容器が存在する。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。皮膚には触覚(マイスネル小体・メルケル盤等)・圧覚(パチニ小体等)・温覚・冷覚(それぞれ特異的な自由神経終末等)・痛覚等の感覚受容器が存在し、体表からの感覚情報を脳に伝える。(1)の記述は正しい。(2)冷覚受容器は温覚受容器より数が多く、冷覚の方が温覚より鋭敏である。 正答(1)との違いを確認し直してください。
(5) 触覚・圧覚の受容器は、皮膚の表皮に存在せず皮下組織にのみ存在する。
解説では「(2)冷覚受容器は温覚受容器より数が多く、冷覚の方が温覚より鋭敏である。」とある一方、(5)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。皮膚には触覚(マイスネル小体・メルケル盤等)・圧覚(パチニ小体等)・温覚・冷覚(それぞれ特異的な自由神経終末等)・痛覚等の感覚受容器が存在し、体表からの感覚情報を脳に伝える。(1)の記述は正しい。(2)冷覚受容器は温覚受容器より数が多く、冷覚の方が温覚より鋭敏である。 正答(1)との違いを確認し直してください。
学習のヒント
温度・湿度・作業強度・WBGT などは、基準値と測定・対策の手順を一連の流れで覚えると理解が定着します。生理・環境の用語を押さえたあと、数値を問う過去問で計算・判断の練習を重ねてください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。