実践演習・労働生理 第58問
栄養素の代謝に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題
栄養素の代謝に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) グルコースは細胞内で解糖系→TCAサイクル→電子伝達系等の代謝経路を経てATPが産生される。
- (2) 脂肪は体内でエネルギー源として利用されることなく、すべて体脂肪として蓄積される。
- (3) アミノ酸は、体内では蛋白質合成にのみ利用され、エネルギー源にはならない。
- (4) ビタミンCは体内で大量合成できるため、食事から摂取する必要はない。
- (5) 基礎代謝量は、筋肉量・体格・性別等と無関係に常に一定である。
正答
正答は (1) です。
解説
正答は1。グルコースは解糖系(嫌気的)でピルビン酸に分解され、さらにTCAサイクル(クエン酸回路)・電子伝達系(好気的)を経て多量のATPが産生される。(1)の記述は正しい。(2)脂肪はβ酸化によりATPのエネルギー源として利用される、(4)ヒトはビタミンCを体内合成できず食事からの摂取が必須。
正解の理由
(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) (1)の記述は正しい。
(1) グルコースは細胞内で解糖系→TCAサイクル→電子伝達系等の代謝経路を経てATPが産生される。
他の選択肢
(2) 脂肪は体内でエネルギー源として利用されることなく、すべて体脂肪として蓄積される。
(2)脂肪はβ酸化によりATPのエネルギー源として利用される 選択肢(2)「脂肪は体内でエネルギー源として利用されることなく、すべて体脂肪として蓄積される。」は本問の正答(1)とは異なるため不適です。
(3) アミノ酸は、体内では蛋白質合成にのみ利用され、エネルギー源にはならない。
(3)の内容は、正答(1)「グルコースは細胞内で解糖系→TCAサイクル→電子伝達系等の代謝経路を経てATPが産生される。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。グルコースは解糖系(嫌気的)でピルビン酸に分解され、さらにTCAサイクル(クエン酸回路)・電子伝達系(好気的)を経て多量のATPが産生される。(1)の記述は正しい。(2)脂肪はβ酸化によりATPのエネルギー源として利用される、(4)ヒトはビタミンCを体内合成できず食事か… 正答(1)との違いを確認し直してください。
(4) ビタミンCは体内で大量合成できるため、食事から摂取する必要はない。
(4)ヒトはビタミンCを体内合成できず食事からの摂取が必須 選択肢(4)「ビタミンCは体内で大量合成できるため、食事から摂取する必要はない。」は本問の正答(1)とは異なるため不適です。
(5) 基礎代謝量は、筋肉量・体格・性別等と無関係に常に一定である。
(5)の内容は、正答(1)「グルコースは細胞内で解糖系→TCAサイクル→電子伝達系等の代謝経路を経てATPが産生される。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。グルコースは解糖系(嫌気的)でピルビン酸に分解され、さらにTCAサイクル(クエン酸回路)・電子伝達系(好気的)を経て多量のATPが産生される。(1)の記述は正しい。(2)脂肪はβ酸化によりATPのエネルギー源として利用される、(4)ヒトはビタミンCを体内合成できず食事か… 正答(1)との違いを確認し直してください。
学習のヒント
温度・湿度・作業強度・WBGT などは、基準値と測定・対策の手順を一連の流れで覚えると理解が定着します。生理・環境の用語を押さえたあと、数値を問う過去問で計算・判断の練習を重ねてください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。