オリジナル・労働生理 第59問
問題
尿の成分と腎機能検査に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 血液中の尿素窒素(BUN)が高値の場合、腎機能の低下(糸球体濾過率の低下)が疑われる。
- (2) 健常者の尿にも、通常大量の蛋白質が含まれる。
- (3) 糸球体が正常に機能していても、血液中のすべての成分が尿中に排出される。
- (4) 尿酸が高値の場合でも、痛風の発症リスクは変化しない。
- (5) クレアチニンは、筋肉でのエネルギー代謝産物ではなく、腎臓で産生される物質である。
正答
正答は (1) です。
解説
正答は1。血液中の尿素窒素(BUN)は腎臓の糸球体でろ過・尿として排泄されるため、腎機能(糸球体濾過率)が低下するとBUNが蓄積・高値となる。(1)の記述は正しい。(2)健常者の尿には蛋白質はほとんど含まれない(蛋白尿は腎機能障害のサイン)、(3)タンパク質等の大分子は通常ろ過されない。