実践演習 · 労働生理

実践演習・労働生理 第61問

血液中の酸素運搬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問題

血液中の酸素運搬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) ヘモグロビンは赤血球に含まれる鉄を含む蛋白質であり、酸素と結合して全身に酸素を運搬する。
  2. (2) 血液中の酸素は、すべて血漿に溶解した状態で運搬される。
  3. (3) ヘモグロビンは、一酸化炭素(CO)より酸素(O2)との親和性が非常に高い。
  4. (4) 貧血とは、血液中の白血球数が減少した状態をいう。
  5. (5) 酸素は、肺から全身に運搬される際に血小板と結合する。

正答

正答は (1) です。

解説

正答は1。ヘモグロビンは赤血球に含まれる鉄(ヘム)を持つ蛋白質(グロビン)からなり、肺(酸素分圧が高い)で酸素と結合(オキシヘモグロビン)し、末梢組織(酸素分圧が低い)で酸素を解離して運搬する。(1)の記述は正しい。(3)ヘモグロビンはO2よりCOとの親和性が約200倍以上高い(一酸化炭素中毒の原因)。

正解の理由

(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) (1)の記述は正しい。

(1) ヘモグロビンは赤血球に含まれる鉄を含む蛋白質であり、酸素と結合して全身に酸素を運搬する。

他の選択肢

  • (2) 血液中の酸素は、すべて血漿に溶解した状態で運搬される。

    (2)の内容は、正答(1)「ヘモグロビンは赤血球に含まれる鉄を含む蛋白質であり、酸素と結合して全身に酸素を運搬する。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。ヘモグロビンは赤血球に含まれる鉄(ヘム)を持つ蛋白質(グロビン)からなり、肺(酸素分圧が高い)で酸素と結合(オキシヘモグロビン)し、末梢組織(酸素分圧が低い)で酸素を解離して運搬する。(1)の記述は正しい。(3)ヘモグロビンはO2よりCOとの親和性が約200倍以上高い(… 正答(1)との違いを確認し直してください。

  • (3) ヘモグロビンは、一酸化炭素(CO)より酸素(O2)との親和性が非常に高い。

    この肢は「ヘモグロビンは、一酸化炭素(CO)より酸素(O2)との親和性が非常に高い。」と述べていますが、労働生理の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「ヘモグロビンは赤血球に含まれる鉄を含む蛋白質であり、酸素と結合して全身に酸素を運搬する。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「ヘモグロビンは、一酸化炭素(CO)より酸素(O2)との親和性が非常に高い。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (4) 貧血とは、血液中の白血球数が減少した状態をいう。

    (4)の内容は、正答(1)「ヘモグロビンは赤血球に含まれる鉄を含む蛋白質であり、酸素と結合して全身に酸素を運搬する。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。ヘモグロビンは赤血球に含まれる鉄(ヘム)を持つ蛋白質(グロビン)からなり、肺(酸素分圧が高い)で酸素と結合(オキシヘモグロビン)し、末梢組織(酸素分圧が低い)で酸素を解離して運搬する。(1)の記述は正しい。(3)ヘモグロビンはO2よりCOとの親和性が約200倍以上高い(… 正答(1)との違いを確認し直してください。

  • (5) 酸素は、肺から全身に運搬される際に血小板と結合する。

    (5)の内容は、正答(1)「ヘモグロビンは赤血球に含まれる鉄を含む蛋白質であり、酸素と結合して全身に酸素を運搬する。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。ヘモグロビンは赤血球に含まれる鉄(ヘム)を持つ蛋白質(グロビン)からなり、肺(酸素分圧が高い)で酸素と結合(オキシヘモグロビン)し、末梢組織(酸素分圧が低い)で酸素を解離して運搬する。(1)の記述は正しい。(3)ヘモグロビンはO2よりCOとの親和性が約200倍以上高い(… 正答(1)との違いを確認し直してください。

学習のヒント

温度・湿度・作業強度・WBGT などは、基準値と測定・対策の手順を一連の流れで覚えると理解が定着します。生理・環境の用語を押さえたあと、数値を問う過去問で計算・判断の練習を重ねてください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。