実践演習 · 労働衛生

実践演習・労働衛生 第1問

作業環境管理に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問題

作業環境管理に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 作業環境管理では、有害因子の発生源対策や換気等により作業環境を良好に保つ。
  2. (2) 作業環境管理は、労働者の健康診断だけを行うことである。
  3. (3) 作業環境管理では、作業姿勢の改善を禁止する。
  4. (4) 作業環境管理では、有害物質の濃度を測定してはならない。
  5. (5) 作業環境管理は、事務作業では常に不要である。

正答

正答は (1) です。

解説

正答は1。作業環境管理では、有害因子の発生源対策・換気・密閉等により作業環境を良好に保つことを目的としており、(1)の記述は正しい。(2)健康診断だけではない、(3)(4)測定や改善は重要な取組、(5)事務作業でも必要な場合がある。

正解の理由

(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 作業環境管理では、有害因子の発生源対策・換気・密閉等により作業環境を良好に保つことを目的としており、(1)の記述は正しい。

(1) 作業環境管理では、有害因子の発生源対策や換気等により作業環境を良好に保つ。

他の選択肢

  • (2) 作業環境管理は、労働者の健康診断だけを行うことである。

    (2)「作業環境管理は、労働者の健康診断だけを行うことである。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「作業環境管理では、有害因子の発生源対策や換気等により作業環境を良好に保つ。」です。問題文の条件(作業環境管理に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (3) 作業環境管理では、作業姿勢の改善を禁止する。

    この肢は「作業環境管理では、作業姿勢の改善を禁止する。」と述べていますが、労働衛生の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「作業環境管理では、有害因子の発生源対策や換気等により作業環境を良好に保つ。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「作業環境管理では、作業姿勢の改善を禁止する。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (4) 作業環境管理では、有害物質の濃度を測定してはならない。

    (4)「作業環境管理では、有害物質の濃度を測定してはならない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「作業環境管理では、有害因子の発生源対策や換気等により作業環境を良好に保つ。」です。問題文の条件(作業環境管理に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (5) 作業環境管理は、事務作業では常に不要である。

    (5)「作業環境管理は、事務作業では常に不要である。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「作業環境管理では、有害因子の発生源対策や換気等により作業環境を良好に保つ。」です。問題文の条件(作業環境管理に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

学習のヒント

化学物質・粉じん・騒音などは、管理区分・測定・保護具の要件を表にまとめると復習が効率的です。用語解説で物質名と管理濃度を確認したうえで、類似テーマの過去問を連続して解いてください。 実施時期・対象者・項目・事後措置は頻出なので、時系列のチェックリストで復習してください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。