実践演習 · 労働衛生

実践演習・労働衛生 第14問

出血及び止血法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問題

出血及び止血法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 出血部位を清潔なガーゼ等で直接圧迫する方法が用いられる。
  2. (2) 大量出血があっても、救急要請は不要である。
  3. (3) 止血時は、出血部位を心臓より低く保つのが原則である。
  4. (4) 動脈性出血では、血液が黒褐色でゆっくりにじむ。
  5. (5) 止血法では、感染防止に配慮する必要はない。

正答

正答は (1) です。

解説

正答は1。出血部位を清潔なガーゼ等で直接圧迫する直接圧迫止血法が応急止血の基本として推奨されており、(1)の記述は正しい。(3)出血部位は心臓より高く保つのが原則、(4)動脈性出血は鮮紅色の拍動性出血、(5)感染防止(手袋着用等)に配慮が必要。

正解の理由

(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 出血部位を清潔なガーゼ等で直接圧迫する直接圧迫止血法が応急止血の基本として推奨されており、(1)の記述は正しい。

(1) 出血部位を清潔なガーゼ等で直接圧迫する方法が用いられる。

他の選択肢

  • (2) 大量出血があっても、救急要請は不要である。

    解説では「(3)出血部位は心臓より高く保つのが原則、(4)動脈性出血は鮮紅色の拍動性出血、(5)感染防止(手袋着用等)に配慮が必要。」とある一方、(2)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。出血部位を清潔なガーゼ等で直接圧迫する直接圧迫止血法が応急止血の基本として推奨されており、(1)の記述は正しい。(3)出血部位は心臓より高く保つのが原則、(4)動脈性出血は鮮紅色の拍動性出血、(5)感染防止(手袋着用等)に配慮が必要。 正答(1)との違いを確認し直してください。

  • (3) 止血時は、出血部位を心臓より低く保つのが原則である。

    (3)「止血時は、出血部位を心臓より低く保つのが原則である。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「出血部位を清潔なガーゼ等で直接圧迫する方法が用いられる。」です。問題文の条件(出血及び止血法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (4) 動脈性出血では、血液が黒褐色でゆっくりにじむ。

    (4)「動脈性出血では、血液が黒褐色でゆっくりにじむ。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「出血部位を清潔なガーゼ等で直接圧迫する方法が用いられる。」です。問題文の条件(出血及び止血法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (5) 止血法では、感染防止に配慮する必要はない。

    この肢は「止血法では、感染防止に配慮する必要はない。」と述べていますが、労働衛生の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「出血部位を清潔なガーゼ等で直接圧迫する方法が用いられる。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「止血法では、感染防止に配慮する必要はない。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

学習のヒント

化学物質・粉じん・騒音などは、管理区分・測定・保護具の要件を表にまとめると復習が効率的です。用語解説で物質名と管理濃度を確認したうえで、類似テーマの過去問を連続して解いてください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。