実践演習・労働衛生 第21問
騒音に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題
騒音に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 騒音ばく露は、聴力障害やストレスの原因となることがある。
- (2) 騒音職場では、作業環境測定や保護具の使用を検討してはならない。
- (3) 騒音の単位として、一般にデシベルは用いられない。
- (4) 騒音性難聴は、ばく露を続けても進行しない。
- (5) 騒音対策では、発生源対策は常に無効である。
正答
正答は (1) です。
解説
正答は1。騒音ばく露は騒音性難聴やストレス等の健康障害の原因となることがあり、(1)の記述は正しい。(3)騒音の単位としてデシベル(dB)が一般的に用いられる、(4)騒音性難聴はばく露継続により進行する。
正解の理由
(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 騒音ばく露は騒音性難聴やストレス等の健康障害の原因となることがあり、(1)の記述は正しい。
(1) 騒音ばく露は、聴力障害やストレスの原因となることがある。
他の選択肢
(2) 騒音職場では、作業環境測定や保護具の使用を検討してはならない。
(2)の内容は、正答(1)「騒音ばく露は、聴力障害やストレスの原因となることがある。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。騒音ばく露は騒音性難聴やストレス等の健康障害の原因となることがあり、(1)の記述は正しい。(3)騒音の単位としてデシベル(dB)が一般的に用いられる、(4)騒音性難聴はばく露継続により進行する。 正答(1)との違いを確認し直してください。
(3) 騒音の単位として、一般にデシベルは用いられない。
この肢は「騒音の単位として、一般にデシベルは用いられない。」と述べていますが、労働衛生の基準では正しい記述ではありません。
正答(1)「騒音ばく露は、聴力障害やストレスの原因となることがある。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「騒音の単位として、一般にデシベルは用いられない。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(4) 騒音性難聴は、ばく露を続けても進行しない。
(4)「騒音性難聴は、ばく露を続けても進行しない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「騒音ばく露は、聴力障害やストレスの原因となることがある。」です。問題文の条件(騒音に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(5) 騒音対策では、発生源対策は常に無効である。
(5)の内容は、正答(1)「騒音ばく露は、聴力障害やストレスの原因となることがある。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。騒音ばく露は騒音性難聴やストレス等の健康障害の原因となることがあり、(1)の記述は正しい。(3)騒音の単位としてデシベル(dB)が一般的に用いられる、(4)騒音性難聴はばく露継続により進行する。 正答(1)との違いを確認し直してください。
学習のヒント
化学物質・粉じん・騒音などは、管理区分・測定・保護具の要件を表にまとめると復習が効率的です。用語解説で物質名と管理濃度を確認したうえで、類似テーマの過去問を連続して解いてください。 測定・管理区分・保護具・記録の義務は分野ごとに共通点と相違点を表にすると定着しやすくなります。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。