実践演習 · 労働衛生

実践演習・労働衛生 第23問

有機溶剤による健康障害に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問題

有機溶剤による健康障害に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 有機溶剤は、中枢神経系への影響などを生じることがある。
  2. (2) 有機溶剤作業では、換気は常に禁止されている。
  3. (3) 有機溶剤は、皮膚から吸収されることはない。
  4. (4) 有機溶剤の蒸気は、においがなければ存在しない。
  5. (5) 有機溶剤作業では、保護具は一切使用してはならない。

正答

正答は (1) です。

解説

正答は1。有機溶剤は皮膚・粘膜から吸収されて中枢神経系への影響(頭痛・めまい等)や肝臓・腎臓への障害を生じることがあり、(1)の記述は正しい。(2)換気は有機溶剤対策として重要、(3)皮膚から吸収される有機溶剤もある、(4)においがなくても存在する場合がある。

正解の理由

(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 有機溶剤は皮膚・粘膜から吸収されて中枢神経系への影響(頭痛・めまい等)や肝臓・腎臓への障害を生じることがあり、(1)の記述は正しい。

(1) 有機溶剤は、中枢神経系への影響などを生じることがある。

他の選択肢

  • (2) 有機溶剤作業では、換気は常に禁止されている。

    (2)「有機溶剤作業では、換気は常に禁止されている。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「有機溶剤は、中枢神経系への影響などを生じることがある。」です。問題文の条件(有機溶剤による健康障害に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (3) 有機溶剤は、皮膚から吸収されることはない。

    (3)「有機溶剤は、皮膚から吸収されることはない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「有機溶剤は、中枢神経系への影響などを生じることがある。」です。問題文の条件(有機溶剤による健康障害に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (4) 有機溶剤の蒸気は、においがなければ存在しない。

    (4)「有機溶剤の蒸気は、においがなければ存在しない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「有機溶剤は、中枢神経系への影響などを生じることがある。」です。問題文の条件(有機溶剤による健康障害に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (5) 有機溶剤作業では、保護具は一切使用してはならない。

    解説では「(2)換気は有機溶剤対策として重要、(3)皮膚から吸収される有機溶剤もある、(4)においがなくても存在する場合がある。」とある一方、(5)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。有機溶剤は皮膚・粘膜から吸収されて中枢神経系への影響(頭痛・めまい等)や肝臓・腎臓への障害を生じることがあり、(1)の記述は正しい。(2)換気は有機溶剤対策として重要、(3)皮膚から吸収される有機溶剤もある、(4)においがなくても存在する場合がある。 正答(1)との違いを確認し直してください。

学習のヒント

化学物質・粉じん・騒音などは、管理区分・測定・保護具の要件を表にまとめると復習が効率的です。用語解説で物質名と管理濃度を確認したうえで、類似テーマの過去問を連続して解いてください。 管理区分・記録・測定・保護具の要件は物質ごとに比較表にまとめ、誤りを問う設問では各肢を単独で検証してください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。