実践演習 · 労働衛生

実践演習・労働衛生 第41問

熱中症の病型に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問題

熱中症の病型に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 熱中症には熱射病・熱疲労・熱けいれん・熱失神などの病型がある。
  2. (2) 熱射病は最も軽症の熱中症であり、自然回復するため医療機関への搬送は不要である。
  3. (3) 熱けいれんは、大量の発汗後に水分のみを補給した場合の低塩分状態とは無関係である。
  4. (4) 熱疲労は皮膚が高温で乾燥しているため発汗が全くみられない。
  5. (5) 熱中症は屋外の直射日光下でのみ発生し、屋内では起こらない。

正答

正答は (1) です。

解説

正答は1。熱中症には熱射病・熱疲労・熱けいれん・熱失神等の病型があり、重篤なものでは意識障害・臓器障害が生じる。(1)の記述は正しい。(2)熱射病は最も重篤な病型で緊急の医療対応が必要、(5)屋内の高温多湿環境でも発生する。

正解の理由

(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 熱中症には熱射病・熱疲労・熱けいれん・熱失神等の病型があり、重篤なものでは意識障害・臓器障害が生じる。 (1)の記述は正しい。

(1) 熱中症には熱射病・熱疲労・熱けいれん・熱失神などの病型がある。

他の選択肢

  • (2) 熱射病は最も軽症の熱中症であり、自然回復するため医療機関への搬送は不要である。

    (2)熱射病は最も重篤な病型で緊急の医療対応が必要 選択肢(2)「熱射病は最も軽症の熱中症であり、自然回復するため医療機関への搬送は不要である。」は本問の正答(1)とは異なるため不適です。

  • (3) 熱けいれんは、大量の発汗後に水分のみを補給した場合の低塩分状態とは無関係である。

    解説では「(2)熱射病は最も重篤な病型で緊急の医療対応が必要、(5)屋内の高温多湿環境でも発生する。」とある一方、(3)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。熱中症には熱射病・熱疲労・熱けいれん・熱失神等の病型があり、重篤なものでは意識障害・臓器障害が生じる。(1)の記述は正しい。(2)熱射病は最も重篤な病型で緊急の医療対応が必要、(5)屋内の高温多湿環境でも発生する。 正答(1)との違いを確認し直してください。

  • (4) 熱疲労は皮膚が高温で乾燥しているため発汗が全くみられない。

    解説では「(2)熱射病は最も重篤な病型で緊急の医療対応が必要、(5)屋内の高温多湿環境でも発生する。」とある一方、(4)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。熱中症には熱射病・熱疲労・熱けいれん・熱失神等の病型があり、重篤なものでは意識障害・臓器障害が生じる。(1)の記述は正しい。(2)熱射病は最も重篤な病型で緊急の医療対応が必要、(5)屋内の高温多湿環境でも発生する。 正答(1)との違いを確認し直してください。

  • (5) 熱中症は屋外の直射日光下でのみ発生し、屋内では起こらない。

    (5)「熱中症は屋外の直射日光下でのみ発生し、屋内では起こらない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「熱中症には熱射病・熱疲労・熱けいれん・熱失神などの病型がある。」です。問題文の条件(熱中症の病型に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

学習のヒント

化学物質・粉じん・騒音などは、管理区分・測定・保護具の要件を表にまとめると復習が効率的です。用語解説で物質名と管理濃度を確認したうえで、類似テーマの過去問を連続して解いてください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。