実践演習 · 労働衛生

実践演習・労働衛生 第42問

有機溶剤の取扱いに関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

問題

有機溶剤の取扱いに関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

選択肢

  1. (1) 有機溶剤を取り扱う場所には、局所排気装置の設置や換気等の対策が重要である。
  2. (2) 有機溶剤は揮発性が低く、空気中に蒸気が広がる心配はない。
  3. (3) 有機溶剤作業では、皮膚からの吸収は起こらないため、保護手袋は不要である。
  4. (4) 有機溶剤による健康障害の予防に、作業環境測定は役立たない。
  5. (5) 有機溶剤は加熱するほど安全性が増す。

正答

正答は (1) です。

解説

正答は1。有機溶剤は揮発性が高く蒸気を吸入することによる健康障害リスクがあるため、局所排気装置の設置・換気・保護具の使用等が重要な対策であり、(1)の記述は適切。(2)有機溶剤は一般的に揮発性が高い、(3)一部の有機溶剤は皮膚から吸収される、(5)加熱により蒸発量が増加し危険性が高まる。

正解の理由

(1)の記述は適切 有機溶剤は揮発性が高く蒸気を吸入することによる健康障害リスクがあるため、局所排気装置の設置・換気・保護具の使用等が重要な対策であり、(1)の記述は適切。

(1) 有機溶剤を取り扱う場所には、局所排気装置の設置や換気等の対策が重要である。

他の選択肢

  • (2) 有機溶剤は揮発性が低く、空気中に蒸気が広がる心配はない。

    (2)「有機溶剤は揮発性が低く、空気中に蒸気が広がる心配はない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「有機溶剤を取り扱う場所には、局所排気装置の設置や換気等の対策が重要である。」です。問題文の条件(有機溶剤の取扱いに関する次の記述のうち、適切なものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (3) 有機溶剤作業では、皮膚からの吸収は起こらないため、保護手袋は不要である。

    (3)「有機溶剤作業では、皮膚からの吸収は起こらないため、保護手袋は不要である。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「有機溶剤を取り扱う場所には、局所排気装置の設置や換気等の対策が重要である。」です。問題文の条件(有機溶剤の取扱いに関する次の記述のうち、適切なものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (4) 有機溶剤による健康障害の予防に、作業環境測定は役立たない。

    解説では「有機溶剤は揮発性が高く蒸気を吸入することによる健康障害リスクがあるため、局所排気装置の設置・換気・保護具の使用等が重要な対策であり、(1)の記述は適切。」とある一方、(4)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。有機溶剤は揮発性が高く蒸気を吸入することによる健康障害リスクがあるため、局所排気装置の設置・換気・保護具の使用等が重要な対策であり、(1)の記述は適切。(2)有機溶剤は一般的に揮発性が高い、(3)一部の有機溶剤は皮膚から吸収される、(5)加熱により蒸発量が増加し危険性が… 正答(1)との違いを確認し直してください。

  • (5) 有機溶剤は加熱するほど安全性が増す。

    (5)「有機溶剤は加熱するほど安全性が増す。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「有機溶剤を取り扱う場所には、局所排気装置の設置や換気等の対策が重要である。」です。問題文の条件(有機溶剤の取扱いに関する次の記述のうち、適切なものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

学習のヒント

化学物質・粉じん・騒音などは、管理区分・測定・保護具の要件を表にまとめると復習が効率的です。用語解説で物質名と管理濃度を確認したうえで、類似テーマの過去問を連続して解いてください。 管理区分・記録・測定・保護具の要件は物質ごとに比較表にまとめ、誤りを問う設問では各肢を単独で検証してください。