実践演習・労働衛生 第45問
脂質異常症に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題
脂質異常症に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 脂質異常症は、血液中のLDLコレステロールや中性脂肪の増加またはHDLコレステロールの低下により診断される。
- (2) 脂質異常症は、動脈硬化や虚血性心疾患のリスクとは無関係である。
- (3) HDLコレステロール(善玉コレステロール)が高いほど動脈硬化リスクが高まる。
- (4) 脂質異常症の予防・改善に、食事・運動等の生活習慣改善は役立たない。
- (5) LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が低いほど脂質異常症と診断される。
正答
正答は (1) です。
解説
正答は1。脂質異常症はLDLコレステロール高値・中性脂肪高値・HDLコレステロール低値の状態であり、動脈硬化・虚血性心疾患のリスク因子となる。(1)の記述は正しい。(3)HDLコレステロール(善玉)が高いほど動脈硬化リスクは低下する、(4)生活習慣改善は脂質異常症の予防・管理に重要。
正解の理由
(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) (1)の記述は正しい。
(1) 脂質異常症は、血液中のLDLコレステロールや中性脂肪の増加またはHDLコレステロールの低下により診断される。
他の選択肢
(2) 脂質異常症は、動脈硬化や虚血性心疾患のリスクとは無関係である。
(2)の内容は、正答(1)「脂質異常症は、血液中のLDLコレステロールや中性脂肪の増加またはHDLコレステロールの低下により診断される。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。脂質異常症はLDLコレステロール高値・中性脂肪高値・HDLコレステロール低値の状態であり、動脈硬化・虚血性心疾患のリスク因子となる。(1)の記述は正しい。(3)HDLコレステロール(善玉)が高いほど動脈硬化リスクは低下する、(4)生活習慣改善は脂質異常症の予防・管理に重… 正答(1)との違いを確認し直してください。
(3) HDLコレステロール(善玉コレステロール)が高いほど動脈硬化リスクが高まる。
この肢は「HDLコレステロール(善玉コレステロール)が高いほど動脈硬化リスクが高まる。」と述べていますが、労働衛生の基準では正しい記述ではありません。
正答(1)「脂質異常症は、血液中のLDLコレステロールや中性脂肪の増加またはHDLコレステロールの低下により診断される。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「HDLコレステロール(善玉コレステロール)が高いほど動脈硬化リスクが高まる。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(4) 脂質異常症の予防・改善に、食事・運動等の生活習慣改善は役立たない。
(4)「脂質異常症の予防・改善に、食事・運動等の生活習慣改善は役立たない。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「脂質異常症は、血液中のLDLコレステロールや中性脂肪の増加またはHDLコレステロールの低下により診断される。」です。問題文の条件(脂質異常症に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(5) LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が低いほど脂質異常症と診断される。
(5)の内容は、正答(1)「脂質異常症は、血液中のLDLコレステロールや中性脂肪の増加またはHDLコレステロールの低下により診断される。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。脂質異常症はLDLコレステロール高値・中性脂肪高値・HDLコレステロール低値の状態であり、動脈硬化・虚血性心疾患のリスク因子となる。(1)の記述は正しい。(3)HDLコレステロール(善玉)が高いほど動脈硬化リスクは低下する、(4)生活習慣改善は脂質異常症の予防・管理に重… 正答(1)との違いを確認し直してください。
学習のヒント
化学物質・粉じん・騒音などは、管理区分・測定・保護具の要件を表にまとめると復習が効率的です。用語解説で物質名と管理濃度を確認したうえで、類似テーマの過去問を連続して解いてください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。