実践演習・労働衛生 第50問
熱中症発症時の救急処置に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
問題
熱中症発症時の救急処置に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
選択肢
- (1) 意識がある場合は、涼しい場所に移動させ、水分・塩分の補給を行い、体を冷やす等の処置を行う。
- (2) 熱中症が疑われる場合でも、症状が軽ければ作業を継続させても問題ない。
- (3) 意識障害がある熱中症患者に、無理やり水を飲ませる。
- (4) 熱中症患者の体を冷やす際は、衣服を脱がせず厚手の毛布で包む。
- (5) 熱中症の救急処置は、医師以外は一切行ってはならない。
正答
正答は (1) です。
解説
正答は1。意識のある熱中症患者への応急処置として、涼しい場所への移動・衣服の緩め・体の冷却(首・腋窩・鼠径部への冷却等)・水分・塩分の経口補給が基本であり、(1)の記述は適切。(3)意識障害がある場合の経口補給は誤嚥のリスクがあり禁忌、(4)体を冷やすために衣服を緩め冷却することが重要。
正解の理由
(1)の記述は適切 意識のある熱中症患者への応急処置として、涼しい場所への移動・衣服の緩め・体の冷却(首・腋窩・鼠径部への冷却等)・水分・塩分の経口補給が基本であり、(1)の記述は適切。
(1) 意識がある場合は、涼しい場所に移動させ、水分・塩分の補給を行い、体を冷やす等の処置を行う。
他の選択肢
(2) 熱中症が疑われる場合でも、症状が軽ければ作業を継続させても問題ない。
解説では「意識のある熱中症患者への応急処置として、涼しい場所への移動・衣服の緩め・体の冷却(首・腋窩・鼠径部への冷却等)・水分・塩分の経口補給が基本であり、(1)の記述は適切。」とある一方、(2)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。意識のある熱中症患者への応急処置として、涼しい場所への移動・衣服の緩め・体の冷却(首・腋窩・鼠径部への冷却等)・水分・塩分の経口補給が基本であり、(1)の記述は適切。(3)意識障害がある場合の経口補給は誤嚥のリスクがあり禁忌、(4)体を冷やすために衣服を緩め冷却すること… 正答(1)との違いを確認し直してください。
(3) 意識障害がある熱中症患者に、無理やり水を飲ませる。
この肢は「意識障害がある熱中症患者に、無理やり水を飲ませる。」と述べていますが、労働衛生の基準では正しい記述ではありません。
正答(1)「意識がある場合は、涼しい場所に移動させ、水分・塩分の補給を行い、体を冷やす等の処置を行う。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「意識障害がある熱中症患者に、無理やり水を飲ませる。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(4) 熱中症患者の体を冷やす際は、衣服を脱がせず厚手の毛布で包む。
(4)「熱中症患者の体を冷やす際は、衣服を脱がせず厚手の毛布で包む。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「意識がある場合は、涼しい場所に移動させ、水分・塩分の補給を行い、体を冷やす等の処置を行う。」です。問題文の条件(熱中症発症時の救急処置に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(5) 熱中症の救急処置は、医師以外は一切行ってはならない。
解説では「意識のある熱中症患者への応急処置として、涼しい場所への移動・衣服の緩め・体の冷却(首・腋窩・鼠径部への冷却等)・水分・塩分の経口補給が基本であり、(1)の記述は適切。」とある一方、(5)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。意識のある熱中症患者への応急処置として、涼しい場所への移動・衣服の緩め・体の冷却(首・腋窩・鼠径部への冷却等)・水分・塩分の経口補給が基本であり、(1)の記述は適切。(3)意識障害がある場合の経口補給は誤嚥のリスクがあり禁忌、(4)体を冷やすために衣服を緩め冷却すること… 正答(1)との違いを確認し直してください。
学習のヒント
化学物質・粉じん・騒音などは、管理区分・測定・保護具の要件を表にまとめると復習が効率的です。用語解説で物質名と管理濃度を確認したうえで、類似テーマの過去問を連続して解いてください。