実践演習 · 労働衛生

実践演習・労働衛生 第51問

熱傷(やけど)の応急処置に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

問題

熱傷(やけど)の応急処置に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

選択肢

  1. (1) 熱傷を受けた場合、直ちに患部を流水で十分に冷やすことが基本的な応急処置である。
  2. (2) 熱傷の応急処置として、水ぶくれを積極的に破って中の液を出す。
  3. (3) 熱傷部位には、バターや油を塗って保護する。
  4. (4) 衣服の上から熱傷を負った場合は、衣服を無理やり脱がせる。
  5. (5) 熱傷の範囲が体表面積の10%未満であれば、いかなる場合も医療機関への受診は不要である。

正答

正答は (1) です。

解説

正答は1。熱傷の応急処置の基本は、直ちに患部を流水(水道水等)で15〜30分程度十分に冷却することであり、(1)の記述は適切。(2)水ぶくれは破らない(感染予防)、(3)バターや油は感染リスクを高めるため塗布しない、(4)衣服が皮膚に貼りついている場合は無理に脱がせず切り取る。

正解の理由

(1)の記述は適切 熱傷の応急処置の基本は、直ちに患部を流水(水道水等)で15〜30分程度十分に冷却することであり、(1)の記述は適切。

(1) 熱傷を受けた場合、直ちに患部を流水で十分に冷やすことが基本的な応急処置である。

他の選択肢

  • (2) 熱傷の応急処置として、水ぶくれを積極的に破って中の液を出す。

    (2)水ぶくれは破らない(感染予防)、(3)バターや油は感染リスクを高めるため塗布しない、(4)衣服が皮膚に貼りついている場合は無理に脱がせず切り取る。

  • (3) 熱傷部位には、バターや油を塗って保護する。

    (3)「熱傷部位には、バターや油を塗って保護する。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「熱傷を受けた場合、直ちに患部を流水で十分に冷やすことが基本的な応急処置である。」です。問題文の条件(熱傷(やけど)の応急処置に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (4) 衣服の上から熱傷を負った場合は、衣服を無理やり脱がせる。

    (4)「衣服の上から熱傷を負った場合は、衣服を無理やり脱がせる。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「熱傷を受けた場合、直ちに患部を流水で十分に冷やすことが基本的な応急処置である。」です。問題文の条件(熱傷(やけど)の応急処置に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (5) 熱傷の範囲が体表面積の10%未満であれば、いかなる場合も医療機関への受診は不要である。

    解説では「熱傷の応急処置の基本は、直ちに患部を流水(水道水等)で15〜30分程度十分に冷却することであり、(1)の記述は適切。」とある一方、(5)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。熱傷の応急処置の基本は、直ちに患部を流水(水道水等)で15〜30分程度十分に冷却することであり、(1)の記述は適切。(2)水ぶくれは破らない(感染予防)、(3)バターや油は感染リスクを高めるため塗布しない、(4)衣服が皮膚に貼りついている場合は無理に脱がせず切り取る。 正答(1)との違いを確認し直してください。

学習のヒント

化学物質・粉じん・騒音などは、管理区分・測定・保護具の要件を表にまとめると復習が効率的です。用語解説で物質名と管理濃度を確認したうえで、類似テーマの過去問を連続して解いてください。