実践演習 · 労働衛生

実践演習・労働衛生 第52問

眼への異物混入・化学物質ばく露時の応急処置に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

問題

眼への異物混入・化学物質ばく露時の応急処置に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

選択肢

  1. (1) 眼に化学物質が入った場合、直ちに大量の流水で十分に洗眼することが基本的な応急処置である。
  2. (2) 眼への異物混入時は、目をこすって異物を除去するのが最も有効な応急処置である。
  3. (3) 眼に酸が入った場合は中和のためにアルカリ液で洗眼する。
  4. (4) 洗眼後、症状が軽ければ医療機関への受診は不要である。
  5. (5) 化学物質が眼に入った場合、洗眼は一切してはならない。

正答

正答は (1) です。

解説

正答は1。眼に化学物質が入った場合は直ちに大量の流水(水道水等)で少なくとも15分以上十分に洗眼することが基本的な応急処置であり、(1)の記述は適切。(2)眼をこすると角膜を傷つける危険がある、(3)化学物質による中和反応は発熱等のリスクがあり水洗が基本、(4)症状の軽重にかかわらず医療機関への受診が推奨される。

正解の理由

(1)の記述は適切 眼に化学物質が入った場合は直ちに大量の流水(水道水等)で少なくとも15分以上十分に洗眼することが基本的な応急処置であり、(1)の記述は適切。

(1) 眼に化学物質が入った場合、直ちに大量の流水で十分に洗眼することが基本的な応急処置である。

他の選択肢

  • (2) 眼への異物混入時は、目をこすって異物を除去するのが最も有効な応急処置である。

    (2)「眼への異物混入時は、目をこすって異物を除去するのが最も有効な応急処置である。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「眼に化学物質が入った場合、直ちに大量の流水で十分に洗眼することが基本的な応急処置である。」です。問題文の条件(眼への異物混入・化学物質ばく露時の応急処置に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (3) 眼に酸が入った場合は中和のためにアルカリ液で洗眼する。

    (3)「眼に酸が入った場合は中和のためにアルカリ液で洗眼する。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「眼に化学物質が入った場合、直ちに大量の流水で十分に洗眼することが基本的な応急処置である。」です。問題文の条件(眼への異物混入・化学物質ばく露時の応急処置に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (4) 洗眼後、症状が軽ければ医療機関への受診は不要である。

    (4)「洗眼後、症状が軽ければ医療機関への受診は不要である。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(1)「眼に化学物質が入った場合、直ちに大量の流水で十分に洗眼することが基本的な応急処置である。」です。問題文の条件(眼への異物混入・化学物質ばく露時の応急処置に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (5) 化学物質が眼に入った場合、洗眼は一切してはならない。

    解説では「眼に化学物質が入った場合は直ちに大量の流水(水道水等)で少なくとも15分以上十分に洗眼することが基本的な応急処置であり、(1)の記述は適切。」とある一方、(5)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。眼に化学物質が入った場合は直ちに大量の流水(水道水等)で少なくとも15分以上十分に洗眼することが基本的な応急処置であり、(1)の記述は適切。(2)眼をこすると角膜を傷つける危険がある、(3)化学物質による中和反応は発熱等のリスクがあり水洗が基本、(4)症状の軽重にかかわ… 正答(1)との違いを確認し直してください。

学習のヒント

化学物質・粉じん・騒音などは、管理区分・測定・保護具の要件を表にまとめると復習が効率的です。用語解説で物質名と管理濃度を確認したうえで、類似テーマの過去問を連続して解いてください。 管理区分・記録・測定・保護具の要件は物質ごとに比較表にまとめ、誤りを問う設問では各肢を単独で検証してください。