実践演習 · 労働衛生

実践演習・労働衛生 第53問

過労死・過労自殺の防止に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問題

過労死・過労自殺の防止に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 過重労働による健康障害防止のため、長時間労働者への面接指導や時間外労働の上限管理が重要である。
  2. (2) 過労死は、月の時間外労働が10時間を超えた場合に発生するとされている。
  3. (3) 過労自殺の防止には、職場のメンタルヘルス対策は無関係である。
  4. (4) 過重労働対策は、事業者ではなく労働者個人が自ら行うべきものである。
  5. (5) 過重労働による健康障害は、労災の対象外とされている。

正答

正答は (1) です。

解説

正答は1。過重労働による健康障害防止のためには時間外・休日労働の上限管理・月80時間超の長時間労働者への面接指導・健康管理・メンタルヘルス対策等が重要であり、(1)の記述は正しい。(5)過重労働による脳・心臓疾患・精神障害は業務上疾病として労災認定の対象となる。

正解の理由

(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) 過重労働による健康障害防止のためには時間外・休日労働の上限管理・月80時間超の長時間労働者への面接指導・健康管理・メンタルヘルス対策等が重要であり、(1)の記述は正しい。

(1) 過重労働による健康障害防止のため、長時間労働者への面接指導や時間外労働の上限管理が重要である。

他の選択肢

  • (2) 過労死は、月の時間外労働が10時間を超えた場合に発生するとされている。

    (2)の内容は、正答(1)「過重労働による健康障害防止のため、長時間労働者への面接指導や時間外労働の上限管理が重要である。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。過重労働による健康障害防止のためには時間外・休日労働の上限管理・月80時間超の長時間労働者への面接指導・健康管理・メンタルヘルス対策等が重要であり、(1)の記述は正しい。(5)過重労働による脳・心臓疾患・精神障害は業務上疾病として労災認定の対象となる。 正答(1)との違いを確認し直してください。

  • (3) 過労自殺の防止には、職場のメンタルヘルス対策は無関係である。

    (3)の内容は、正答(1)「過重労働による健康障害防止のため、長時間労働者への面接指導や時間外労働の上限管理が重要である。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。過重労働による健康障害防止のためには時間外・休日労働の上限管理・月80時間超の長時間労働者への面接指導・健康管理・メンタルヘルス対策等が重要であり、(1)の記述は正しい。(5)過重労働による脳・心臓疾患・精神障害は業務上疾病として労災認定の対象となる。 正答(1)との違いを確認し直してください。

  • (4) 過重労働対策は、事業者ではなく労働者個人が自ら行うべきものである。

    (4)の内容は、正答(1)「過重労働による健康障害防止のため、長時間労働者への面接指導や時間外労働の上限管理が重要である。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。過重労働による健康障害防止のためには時間外・休日労働の上限管理・月80時間超の長時間労働者への面接指導・健康管理・メンタルヘルス対策等が重要であり、(1)の記述は正しい。(5)過重労働による脳・心臓疾患・精神障害は業務上疾病として労災認定の対象となる。 正答(1)との違いを確認し直してください。

  • (5) 過重労働による健康障害は、労災の対象外とされている。

    この肢は「過重労働による健康障害は、労災の対象外とされている。」と述べていますが、労働衛生の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「過重労働による健康障害防止のため、長時間労働者への面接指導や時間外労働の上限管理が重要である。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「過重労働による健康障害は、労災の対象外とされている。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

学習のヒント

化学物質・粉じん・騒音などは、管理区分・測定・保護具の要件を表にまとめると復習が効率的です。用語解説で物質名と管理濃度を確認したうえで、類似テーマの過去問を連続して解いてください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。