実践演習・労働衛生 第55問
健康リスクの評価指標に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題
健康リスクの評価指標に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 相対危険度とは、ある要因にばく露した群の疾病罹患率をばく露していない群の罹患率で除した値であり、1より大きければリスクが高いことを示す。
- (2) オッズ比は、相対危険度と常に同一の値になる。
- (3) 寄与危険度は、ある要因の有無にかかわらず常に一定である。
- (4) 信頼区間が広いほど、推定値の精度が高いことを示す。
- (5) p値が0.05未満でも、臨床的・実際的な意義を伴わない場合がある。
正答
正答は (5) です。
解説
正答は5。統計的に有意(p値<0.05)であっても、効果量が小さい場合や標本数が非常に大きい場合は統計的有意性と臨床的・実際的な意義は必ずしも一致しない。(5)の記述は正しい。(1)相対危険度の定義は正しいが(5)が正答。(4)信頼区間が広いほど推定値の不確かさが大きく精度は低い。
正解の理由
(5)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) (5)の記述は正しい。 (1)相対危険度の定義は正しいが(5)が正答。
(5) p値が0.05未満でも、臨床的・実際的な意義を伴わない場合がある。
他の選択肢
(1) 相対危険度とは、ある要因にばく露した群の疾病罹患率をばく露していない群の罹患率で除した値であり、1より大きければリスクが高いことを示す。
(1)「相対危険度とは、ある要因にばく露した群の疾病罹患率をばく露していない群の罹患率で除した値であり、1より大きければリスクが高いことを示す。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(5)「p値が0.05未満でも、臨床的・実際的な意義を伴わない場合がある。」です。問題文の条件(健康リスクの評価指標に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(2) オッズ比は、相対危険度と常に同一の値になる。
(2)の内容は、正答(5)「p値が0.05未満でも、臨床的・実際的な意義を伴わない場合がある。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は5。統計的に有意(p値<0.05)であっても、効果量が小さい場合や標本数が非常に大きい場合は統計的有意性と臨床的・実際的な意義は必ずしも一致しない。(5)の記述は正しい。(1)相対危険度の定義は正しいが(5)が正答。(4)信頼区間が広いほど推定値の不確かさが大きく精度は低い… 正答(5)との違いを確認し直してください。
(3) 寄与危険度は、ある要因の有無にかかわらず常に一定である。
(3)の内容は、正答(5)「p値が0.05未満でも、臨床的・実際的な意義を伴わない場合がある。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は5。統計的に有意(p値<0.05)であっても、効果量が小さい場合や標本数が非常に大きい場合は統計的有意性と臨床的・実際的な意義は必ずしも一致しない。(5)の記述は正しい。(1)相対危険度の定義は正しいが(5)が正答。(4)信頼区間が広いほど推定値の不確かさが大きく精度は低い… 正答(5)との違いを確認し直してください。
(4) 信頼区間が広いほど、推定値の精度が高いことを示す。
(4)「信頼区間が広いほど、推定値の精度が高いことを示す。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(5)「p値が0.05未満でも、臨床的・実際的な意義を伴わない場合がある。」です。問題文の条件(健康リスクの評価指標に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
学習のヒント
化学物質・粉じん・騒音などは、管理区分・測定・保護具の要件を表にまとめると復習が効率的です。用語解説で物質名と管理濃度を確認したうえで、類似テーマの過去問を連続して解いてください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。