実践演習・労働衛生 第59問
職場の受動喫煙防止対策に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題
職場の受動喫煙防止対策に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 改正健康増進法では、多くの施設で屋内禁煙が原則とされ、一定の要件を満たす喫煙専用室等が例外的に認められている。
- (2) 職場での受動喫煙は、労働者の健康に影響を与えないとされている。
- (3) 喫煙専用室は、煙が室外に漏れていても問題ない。
- (4) 受動喫煙防止対策は、事業者ではなく労働者個人が対策すればよい。
- (5) 屋外喫煙スペースの設置は、他者への受動喫煙を十分に防止すれば不要な対策とされている。
正答
正答は (1) です。
解説
正答は1。改正健康増進法(2020年全面施行)では多くの施設で屋内禁煙が原則とされ、一定の技術的基準(気流・区画・排気等)を満たす喫煙専用室等が例外的に認められている。(1)の記述は正しい。(2)受動喫煙は肺がん・心疾患等のリスクを高めることが科学的に確認されている、(3)喫煙専用室は煙が漏れないよう要件を満たす必要がある。
正解の理由
(1)の記述は正しい(単独の記述としては妥当な場合がありますが、設問全体の正答かどうかは他肢と比較して判断してください。) (1)の記述は正しい。
(1) 改正健康増進法では、多くの施設で屋内禁煙が原則とされ、一定の要件を満たす喫煙専用室等が例外的に認められている。
他の選択肢
(2) 職場での受動喫煙は、労働者の健康に影響を与えないとされている。
この肢は「職場での受動喫煙は、労働者の健康に影響を与えないとされている。」と述べていますが、労働衛生の基準では正しい記述ではありません。
正答(1)「改正健康増進法では、多くの施設で屋内禁煙が原則とされ、一定の要件を満たす喫煙専用室等が例外的に認められている。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「職場での受動喫煙は、労働者の健康に影響を与えないとされている。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(3) 喫煙専用室は、煙が室外に漏れていても問題ない。
解説では「(2)受動喫煙は肺がん・心疾患等のリスクを高めることが科学的に確認されている、(3)喫煙専用室は煙が漏れないよう要件を満たす必要がある。」とある一方、(3)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。改正健康増進法(2020年全面施行)では多くの施設で屋内禁煙が原則とされ、一定の技術的基準(気流・区画・排気等)を満たす喫煙専用室等が例外的に認められている。(1)の記述は正しい。(2)受動喫煙は肺がん・心疾患等のリスクを高めることが科学的に確認されている、(3)喫煙専… 正答(1)との違いを確認し直してください。
(4) 受動喫煙防止対策は、事業者ではなく労働者個人が対策すればよい。
(4)の内容は、正答(1)「改正健康増進法では、多くの施設で屋内禁煙が原則とされ、一定の要件を満たす喫煙専用室等が例外的に認められている。」が示す論点とずれています。 解説の要点:正答は1。改正健康増進法(2020年全面施行)では多くの施設で屋内禁煙が原則とされ、一定の技術的基準(気流・区画・排気等)を満たす喫煙専用室等が例外的に認められている。(1)の記述は正しい。(2)受動喫煙は肺がん・心疾患等のリスクを高めることが科学的に確認されている、(3)喫煙専… 正答(1)との違いを確認し直してください。
(5) 屋外喫煙スペースの設置は、他者への受動喫煙を十分に防止すれば不要な対策とされている。
解説では「(2)受動喫煙は肺がん・心疾患等のリスクを高めることが科学的に確認されている、(3)喫煙専用室は煙が漏れないよう要件を満たす必要がある。」とある一方、(5)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:正答は1。改正健康増進法(2020年全面施行)では多くの施設で屋内禁煙が原則とされ、一定の技術的基準(気流・区画・排気等)を満たす喫煙専用室等が例外的に認められている。(1)の記述は正しい。(2)受動喫煙は肺がん・心疾患等のリスクを高めることが科学的に確認されている、(3)喫煙専… 正答(1)との違いを確認し直してください。
学習のヒント
化学物質・粉じん・騒音などは、管理区分・測定・保護具の要件を表にまとめると復習が効率的です。用語解説で物質名と管理濃度を確認したうえで、類似テーマの過去問を連続して解いてください。 「正しいもの」を問う設問では、数字・期限・主体(誰が・何を)のずれがないか、各肢を条文イメージと照合してください。