ALARAは「合理的に達成可能な限り低く(As Low As Reasonably Achievable)」という放射線防護の基本原則です。線量限度を守るだけでなく、さらに低くすることを目指します。
ALARAの意味
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| As Low As | できる限り低く |
| Reasonably Achievable | 合理的に達成可能な範囲で |
線量限度以下であっても、技術的・経済的に可能な範囲でさらに線量を低くすることが求められます。
放射線防護の三原則
| 方法 | 効果 | 具体例 |
|---|---|---|
| 時間を短くする | 線量は時間に比例して増加する | 交代制で作業時間を分散 |
| 距離を取る | 線量は距離の2乗に反比例して低下 | 2mの距離では1mの1/4の線量 |
| 遮蔽する | 遮蔽材で放射線を減弱させる | 鉛・コンクリート・水による遮蔽 |
線量限度との関係
ALARAは線量限度の代替ではなく、線量限度を守った上でさらに低減する考え方です。
試験で狙われる頻出ポイント
- 「ALARAは線量が限度以下なら実施不要」→ 誤り(限度以下でもさらに低くする努力が必要)
- 「距離を2倍にすると線量は半分になる」→ 誤り(距離の2乗に反比例するため1/4になる)
- 「放射線防護の三原則に「温度管理」が含まれる」→ 誤り(時間・距離・遮蔽が三原則)
- 「線量限度を守っていればALARAを考慮しなくてよい」→ 誤り(限度以下でもさらに低減する努力が求められる)