聴力保護具は騒音ばく露から聴覚を守る個人用保護具です。工程対策との優先順位と正しい装着方法が試験ポイントです。
主な聴力保護具の種類
| 種類 | 特徴 | 遮音効果 |
|---|---|---|
| 耳栓(イヤープラグ) | 外耳道に挿入して遮音 | 中〜高(正しく装着した場合) |
| 耳当て(イヤーマフ) | 耳全体を覆って遮音 | 高い・均一な遮音 |
| 電動ファン付き(PAPIR) | 特定の周波数のみ通過 | 特殊用途 |
選定と使用のポイント
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 遮音値の確認 | 必要な遮音量を計算して選ぶ |
| 正しい装着 | 装着が甘いと遮音効果が激減する |
| 定期的な交換 | 耳栓は汚れ・変形で効果が低下 |
| 継続使用の確認 | 外している時間でもばく露は蓄積する |
工程対策との優先順位
騒音対策の優先順位:
1. 発生源での対策(防振・吸音・機械の改良)
2. 伝播経路での対策(遮音壁・距離)
3. 聴力保護具(最後の手段)
試験で狙われる頻出ポイント
- 「聴力保護具さえあれば騒音源対策は不要」→ 誤り(工程対策を優先し保護具は補完)
- 「耳栓は適当に入れれば効果は同じ」→ 誤り(正しく装着しないと効果が激減する)
- 「イヤーマフは耳栓より常に遮音効果が低い」→ 誤り(イヤーマフは高い遮音効果がある)
- 「保護具を外している時間の騒音は問題ない」→ 誤り(外している間もばく露は蓄積する)