排風機はダクトの抵抗(圧力損失)に打ち勝って必要な風量を確保する機械です。特性曲線の読み方が設計・点検で重要です。
静圧と風量の関係
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 静圧 | 排風機がダクト抵抗に打ち勝つための圧力 |
| 風量 | 単位時間に送る空気の体積(m³/min等) |
| 特性曲線 | 静圧と風量の関係を示したグラフ |
一般に静圧が高いほど(抵抗が大きいほど)風量は小さくなる関係があります。
特性曲線の読み方
高 ↑ 静圧
| | \(排風機の特性曲線)
| +------→ 風量 高
ダクトの抵抗線と排風機の特性曲線の交点が設計点(実際の運転点)になります。
風量不足の原因
| 原因 | 対策 |
|---|---|
| ダクトの閉塞・汚れ | 定期的な清掃・点検 |
| ベルトの緩み・摩耗 | ベルト交換・張り調整 |
| 羽根車の損傷 | 羽根車の点検・修理 |
| 圧力損失の増大 | ダクトの改良 |
試験で狙われる頻出ポイント
- 「静圧が高いほど風量が増える」→ 誤り(静圧が高いほど風量は小さくなる)
- 「排風機の特性曲線は変化しない」→ 誤り(羽根車の損傷や回転数変化で変わる)
- 「ダクトが閉塞すると静圧は下がる」→ 誤り(抵抗が増えるため静圧は上がるが風量は減る)
- 「排風機を大きくすれば圧力損失の問題は必ず解決する」→ 誤り(根本的な原因(閉塞等)の解消が必要)