発散強度は有害物の発生速度、必要換気量はその濃度を許容値以下に保つために必要な換気量です。
基本的な考え方
| 概念 | 内容 |
|---|---|
| 発散強度 | 単位時間あたりに発生する有害物の量(mg/min等) |
| 許容濃度 | 作業環境中で許容される最大濃度 |
| 必要換気量 | 発散強度 ÷ 許容濃度 で求められる |
発散強度と必要換気量の関係
| 条件 | 必要換気量 |
|---|---|
| 発散強度が高い | 必要換気量が増える |
| 許容濃度が低い(管理が厳しい) | 必要換気量が増える |
| 発散強度が低く、許容濃度が高い | 少ない換気量で管理可能 |
局所排気との優先関係
希釈換気(全面換気)は必要換気量が非常に大きくなりがちです。局所排気は発散源で直接捕集するため、少ない換気量で高い効果が得られ優先されます。
試験で狙われる頻出ポイント
- 「発散強度が高くなるほど必要換気量は減る」→ 誤り(発散強度が高いほど換気量が増える)
- 「希釈換気は局所排気より効率的」→ 誤り(局所排気の方が効率的で優先される)
- 「必要換気量は許容濃度が高いほど増える」→ 誤り(許容濃度が高い(ゆるい)ほど必要換気量は少ない)
- 「発散強度が同じなら有害物の種類によらず必要換気量は同じ」→ 誤り(許容濃度が物質により異なるため、必要換気量も異なる)