捕集分析法は空気中の有害物質を捕集材に取り込み、後から分析機器で濃度を求める測定方法です。手順の順番と流量校正の重要性が頻出です。
捕集分析法の手順
- 流量計の校正(測定前に必ず行う)
- 捕集材(フィルター・インピンジャー等)をセット
- 決められた流量で一定時間吸引
- 捕集材を回収・保存
- 分析機器で濃度を測定
- 測定値を空気量で割り濃度を計算
重要:流量校正を最初に行わないと、空気量の計算が正確にできず、濃度の算出値が誤ります。
捕集方法の種類
| 方法 | 器具 | 主な対象 |
|---|---|---|
| 液体捕集 | ミゼットインピンジャー | ガス・蒸気状物質 |
| 固体捕集 | 活性炭管・シリカゲル管 | 有機溶剤等の蒸気 |
| ろ過捕集 | フィルター | 粉じん・ヒューム |
直接読み取り式との比較
| 項目 | 捕集分析法 | 直接読み取り式 |
|---|---|---|
| 測定結果 | 後から得られる | その場で即時に得られる |
| 精度 | 高い | 機器によって異なる |
| 測定対象 | 幅広い物質 | 機器ごとに限定 |
試験で狙われる頻出ポイント
- 「流量校正は測定後に行えばよい」→ 誤り(測定前に必ず行う)
- 「捕集分析法は測定結果がその場で得られる」→ 誤り(後から分析する)
- 「ミゼットインピンジャーは粉じんの捕集に使う」→ 誤り(ガス・蒸気状物質に使う)
- 「直接読み取り式は捕集分析法より精度が高い」→ 誤り(一般に捕集分析法の方が精度が高い)