気中濃度と発散源の把握は作業環境管理のスタートです。どこから何がどれだけ出るかを知ることで適切な対策ができます。
気中濃度と発散源の関係
| 概念 | 内容 |
|---|---|
| 発散源 | 有害物が空気中に放出される場所(溶剤の蒸発面・溶接のヒューム発生点等) |
| 気中濃度 | 作業環境の空気中に存在する有害物の濃度 |
| 関係 | 発散源の近くほど気中濃度が高くなる傾向がある |
発散源の把握がなぜ重要か
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| 対策の設計 | 局所排気のフード位置を発散源の近くに設置できる |
| 測定点の選定 | B測定(最高濃度地点)の位置が決まる |
| 代替・除去 | 発散源そのものをなくす対策の検討につながる |
発散源の種類
| 種類 | 例 |
|---|---|
| 開放系の蒸発 | 溶剤洗浄槽・塗装ブース |
| 加工・溶接 | 溶接ヒューム・研削粉じん |
| 漏洩 | 配管・継手からの漏れ |
試験で狙われる頻出ポイント
- 「気中濃度は作業場全体で均一」→ 誤り(発散源の近くで高くなる分布がある)
- 「発散源が複数ある場合は最も濃度が低い地点だけで管理すればよい」→ 誤り(最高濃度地点(発散源の近く)での評価が重要)
- 「局所排気は発散源から遠いほど効果が高い」→ 誤り(発散源の近くに設置するほど効果が高い)
- 「気中濃度測定は気象条件に関係なく同じ結果になる」→ 誤り(換気状況・気温等の条件により変動する)