制御風速は局所排気の「吸い込み力」を確認するための指標です。形式別の測定位置と、最低限必要な速度が試験に出ます。
制御風速の定義
制御風速とは、フード(制気口)の開口面またはその外側において、有害物を確実に捕集するために必要な最低限の気流速度(m/s)です。
フードの形式別の制御風速・測定位置
| フードの形式 | 制御風速の測定位置 |
|---|---|
| 囲い型フード | 開口面(作業口)で測定 |
| 外付け型フード | フード開口面から最も遠い作業位置で測定 |
| レシーバー型フード | フードの開口面で測定 |
制御風速の目安(有機溶剤の例)
| フードの形式 | 最小制御風速の目安 |
|---|---|
| 囲い型 | 0.4m/s |
| 外付け型(側方・下方) | 0.5m/s |
| 外付け型(上方) | 1.0m/s |
試験で狙われる頻出ポイント
- 「制御風速は高ければ高いほどよい」→ 誤り(過剰な風速は乱流を起こし逆効果になる場合がある)
- 「囲い型の制御風速はフード外側で測定する」→ 誤り(開口面で測定する)
- 「制御風速を満たせば有害物は必ず捕集できる」→ 誤り(発散源との位置・作業動作等も影響する)
- 「外付け型の制御風速は開口面で測定する」→ 誤り(最も遠い作業位置で測定する)