等価騒音レベルは変動する騒音を一定時間の平均として表した指標です。A特性(聴感補正)との関係が頻出です。
等価騒音レベルの定義
等価騒音レベル(LAeq)は、一定時間における騒音エネルギーを時間平均し、A特性で重みづけした騒音レベルです。
瞬時値のように騒音が大きくなったり小さくなったりしても、一つの指標で評価できるため、作業環境測定に広く使われます。
A特性とは
A特性は、人間の聴覚の周波数特性(聞こえやすさ)に合わせて重みづけをした測定方法です。
| 特性 | 特徴 | 用途 |
|---|---|---|
| A特性 | 低周波域を減衰・中高周波を強調 | 騒音評価・騒音性難聴の予防 |
| C特性 | 全周波数をほぼ均等に評価 | ピーク値・爆発音等の評価 |
| 平坦特性 | 補正なし | 機械の特性評価 |
騒音測定の基準値
| 基準 | 値 |
|---|---|
| 作業環境測定が必要な騒音レベル | 等価騒音レベル85dB以上 |
| 健康障害防止の観点からの目安 | 85dBを継続的にばく露しないよう管理 |
試験で狙われる頻出ポイント
- 「等価騒音レベルは瞬間の最大値を示す」→ 誤り(一定時間の時間平均)
- 「A特性は全周波数を均等に評価する」→ 誤り(低周波を減衰させる特性がある)
- 「騒音測定が必要な基準は70dB以上」→ 誤り(85dB以上)
- 「C特性が騒音性難聴の評価に最適」→ 誤り(A特性が人の聴覚特性に合った評価に使われる)