リスクアセスメントで最も試験に出るのは「対策の優先順位」です。保護具は最後の手段という原則を軸に整理します。


リスクアセスメントの4ステップ

ステップ 内容
1. 危険有害性の特定 SDSなどで物質の危険有害性を確認する
2. リスクの見積もり ばく露量・頻度・重篤度からリスクを評価する
3. リスク低減措置の実施 優先順位に従って対策を実施する
4. 記録・見直し 結果を記録し定期的に見直す

リスク低減措置の優先順位(最重要)

優先順位 措置の種類 具体例
1位(最優先) 危険有害物の除去・代替 有害溶剤を毒性の低いものに変更
2位 工学的対策 局所排気装置の設置・密閉化・自動化
3位 管理的対策 作業手順の整備・ローテーション・教育
4位(最後の手段) 個人用保護具 防毒マスク・保護手袋・保護めがね

試験の核心:「保護具を配備すれば対策完了」という考え方は誤りです。工学的対策を優先し、保護具は補完的手段として位置づけます。


記録の保存

記録 保存期間
リスクアセスメントの結果 3年間
実施した低減措置の内容 3年間

SDSとの関係

リスクアセスメントの出発点はSDS(安全データシート)です。SDSの「危険有害性の要約」「ばく露防止・保護措置」を参照して危険有害性を特定します。


対象となる化学物質

2022年の法改正以降、SDSの交付義務がある全ての化学物質がリスクアセスメントの対象となりました(義務化の対象が大幅に拡大)。


試験で狙われる頻出ポイント


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